め‐なら・ぶ【目並ぶ】
[動バ下二]多くの人の目で見る。一説に、並べてよく見くらべる。「西の市にただひとり出でて—・べず買ひてし絹の商(あき)じこりかも」〈万・一二六四〉
[動バ四]語義未詳。親しくする、仲がよいな...
めん‐てん【綿天】
《「天」は「天鵞絨(ビロード)」の頭字》絹綿交ぜ織りのビロード。鼻緒地・袋物などに用いる。
もい‐か【梅花】
《「もい(梅)」は唐音》梅花の模様。また、その模様を織った絹。〈日葡〉
もみ【紅/紅絹】
《ベニバナをもんで染めるところから》紅(べに)で染めた無地の平絹。女物長着の胴裏や袖裏に用いる。もみぎぬ。
もみ‐うら【紅裏】
紅絹(もみ)を着物の裏地に使うこと。また、その裏地。
もめん‐どうふ【木綿豆腐】
豆乳に凝固剤を入れ、固まりはじめたものを型箱に流し込み、敷いてある木綿布で余分の水をこして締め固めた豆腐。表面に木綿の布目がつく。→絹漉(きぬご)し豆腐
もめん‐にしき【木綿錦】
縦糸に絹糸、横糸に木綿糸を用いて大和錦(やまとにしき)のように織った織物。
もも‐ひき【股引】
1 脚にぴったりする、保温・防寒用のズボン下。《季 冬》 2 脚に合わせて仕立て、腰と足首とをひもで締める形にした木綿地の仕事着。江戸末期から、半纏(はんてん)・腹掛けとともに職人の常用着。絹地...
もろ‐おり【諸織(り)】
縦横ともに諸縒(もろよ)り糸で織った上質の平織りの絹織物。
もろ‐かが【諸加賀】
諸縒(もろよ)り糸で織った極上質の加賀絹。