たち‐もち【太刀持(ち)】
1 武家で、主人の太刀を持ってそばに侍する小姓。 2 相撲で、横綱の土俵入りの際、太刀を持って後ろに従う力士。太刀取り。
たちやま‐みねえもん【太刀山峰右衛門】
[1877〜1941]力士。第22代横綱。富山県出身。本名、老本弥次郎。得意の突っ張りは一突(ひとつ)き半と一月(ひとつき)半とをかけて「四十五日」といわれた。優勝11回。1敗を挟み、43連勝、...
た‐づな【手綱】
1 馬具の一。轡(くつわ)の左右に結びつけ、人が手に取って馬を操る綱。 2 人を動かし、また物事を処理する手加減。「家計の—を握る」 3 「手綱染め」の略。 4 烏帽子(えぼし)の上に締める鉢巻...
たづな‐ぞめ【手綱染(め)】
《馬の手綱に多くあるところから》白布に幅3センチくらいの斜めの筋を、紫・浅葱(あさぎ)・紅などでだんだらに染め出したもの。だんだら染め。
手綱(たづな)を締(し)・める
1 馬が勝手に走らないように手綱を引きしぼって持つ。 2 勝手な言動をしたり、気を緩めたりしないように他人を抑制する。「活を入れてスタッフの—・める」
手綱(たづな)を引(ひ)き締(し)・める
「手綱を締める」に同じ。
たてばやし【館林】
群馬県南東部の市。もと秋元氏などの城下町。5代将軍徳川綱吉が城主であったこともある。文福茶釜の話で知られる茂林寺がある。人口7.9万(2010)。
たにかぜ‐かじのすけ【谷風梶之助】
[1750〜1795]江戸後期の力士。第4代横綱。陸奥(むつ)の人。横綱在位4年8か月。優勝21回。63連勝の記録をもつ。一説には、実質的な横綱の初代ともいわれる。→第3代横綱丸山 →第5代横綱小野川
たのみ‐の‐つな【頼みの綱】
頼りにしてすがる人や物を綱にたとえていう語。「—が切れる」
たばん‐るい【多板類】
軟体動物門の一綱。ヒザラガイ類。体は小形で平たく、背面に8個の殻が縦に並ぶ。多殻類。