ことばのくずかご
国語学者、辞書編纂者の見坊豪紀によるエッセー。珍語・新語・流行語をはじめ、現代語用例収集の一端を紹介する。「言語生活」誌に連載ののち、昭和54年(1979)刊行。
こ‐もんじょ【古文書】
1 古い文書。古証文。 2 古文書学上の用語。特定の相手に意志を伝えるために作成された書類のうち、江戸時代以前のもの。特に相手が定まっていない記録、すなわち一般の著述・編纂(へんさん)物・備忘録...
ごせいばい‐しきもく【御成敗式目】
鎌倉幕府の基本法典。貞永元年(1232)、執権北条泰時が評定衆に命じて編纂(へんさん)させたもの。51か条からなる。源頼朝以来の慣習法・判例などを規範とし、行政・訴訟などに関して定めた武家最初の...
さん【纂】
[人名用漢字] [音]サン(呉)(漢) 集めてそろえる。編集する。「纂修/雑纂・編纂・論纂」
さんこうたいへいき【参考太平記】
太平記の校訂・注釈書。40巻41冊または64冊。今井弘済・内藤貞顕編。元禄2年(1689)成立、元禄4年(1691)刊。徳川光圀(みつくに)の命により、大日本史編纂(へんさん)の資料として作成された。
さん‐しゅう【纂修】
[名](スル)材料を集めて、書物を編集すること。編纂。「博物誌を—する」
さん‐しゅう【纂輯】
[名](スル)文書を集めて、書物にまとめること。編纂。編集。「藩史を—する」
し‐かん【史官】
歴史編纂(へんさん)に従う官職。特に、古代中国で、文書・記録の任にあたった官。
し‐きょく【史局】
史書を編纂(へんさん)する場所。徳川光圀(とくがわみつくに)が「大日本史」を編纂するため江戸駒込の別邸に置いた史局が知られる。
しせきしゅうらん【史籍集覧】
国史の叢書。969巻(468冊)。近藤瓶城(こんどうへいじょう)編。明治14〜18年(1881〜85)刊。江戸時代までの国史関係の記録・編纂(へんさん)物などの群書を分類して収録したもの。同33...