つがんきじほんまつ【通鑑紀事本末】
中国の歴史書。42巻。南宋の袁枢(えんすう)撰。編年体で書かれた「資治通鑑」を紀事本末体に編纂(へんさん)しなおしたもので、紀事本末体で書かれた最初の史書。
ティベリアス【Tiberias】
イスラエル北東部の都市。ガリラヤ湖の西岸に位置する。紀元後1世紀、ヘロデ王の子ヘロデ=アンティパスが建設し、古代ローマ皇帝ティベリウスの名を冠した。2世紀にユダヤ人がエルサレムを追われて以降、ユ...
ていき【帝紀】
天皇の系譜の記録。古事記・日本書紀の編纂(へんさん)の際、旧辞(きゅうじ)とともに原史料とされたと伝えられる。帝皇日嗣(ていおうのひつぎ)。
てんのうき【天皇記】
日本最古の史書の一。推古天皇28年(620)聖徳太子が蘇我馬子とともに編纂(へんさん)、天皇の世系・事跡を記したというが未詳。蘇我氏滅亡の際に焼失。
であったにほんごごじゅうまんご【出逢った日本語・50万語】
国語学者、辞書編纂者(へんさんしゃ)の松井栄一によるノンフィクション。副題「辞書作り三代の軌跡」。「日本国語大辞典」の初版・第2版の編集委員をつとめた著者が、「大日本国語辞典」を編纂した祖父簡治...
とくがわきんれいこう【徳川禁令考】
明治時代、司法省によって編纂(へんさん)された江戸幕府の法令集。102巻。江戸時代の法制・政治・経済などを研究する上での重要史料。
ドイツごじてん【ドイツ語辞典】
《原題、(ドイツ)Deutsches Wörterbuch》グリム兄弟の編纂(へんさん)による辞典。1838年に着手され、1854年に第1巻が刊行。兄弟の生前に書き上げられたのはFの項までだが、...
ドゥーフハルマ【道富波留麻】
蘭和辞典。ドゥーフが通詞吉雄権之助らの協力により、オランダ人フランソワ=ハルマの蘭仏辞典をもとに文化13年(1816)に編纂。天保2年(1831)ごろ成立。長崎ハルマ。道訳法児馬。ズーフハルマ。...
どくわだいじてん【独和大辞典】
登張竹風の編纂、大倉書店出版によるドイツ語の見出しに日本語の訳を示した辞典。大正元年(1912)刊行。「新式独和大辞典」とも。
なんし【南史】
中国、二十四史の一。唐の李延寿撰。高宗(649〜683)の時に成立。南朝の宋・斉・梁・陳の4代の史書を1書に編纂(へんさん)しなおしたもの。本紀10巻、列伝70巻から成り、全80巻。→北史