あがり‐やしき【上がり屋敷】
江戸時代、犯罪などにより幕府または藩に没収された屋敷。
あく【悪〔惡〕】
[音]アク(呉)(漢) オ(ヲ)(漢) [訓]わるい あし にくむ [学習漢字]3年 〈アク〉 1 正しくない。わるいこと。「悪意・悪質/改悪・害悪・旧悪・凶悪・極悪・最悪・罪悪・邪悪・醜悪」...
あく‐ぎゃく【悪逆/悪虐】
1 人道に外れた、ひどい悪事・悪行。 2 律の八虐(はちぎゃく)の一。主君や尊属を殺そうとする罪。 3 悪いいたずら。乱暴。「酒に酔うては—仕りたるが」〈虎明狂・悪太郎〉
あし‐かせ【足枷】
《「あしがせ」とも》 1 2枚の厚い板に足首大の半円をあけ、前後から罪人の足をはさんで、足の自由を束縛する刑具。あしかし。→手かせ 2 自由な行動を妨げるもの。足手まといになるもの。「家族が行動...
足(あし)が付(つ)・く
1 犯人の身元や逃亡者の行方がわかる。犯罪事実が明らかになる。「残された指紋から—・く」 2 たちのよくない情夫ができる。「げい子にゃ又しても—・く」〈滑・膝栗毛・八〉
あし‐どり【足取り】
1 歩くときの足の運び方。歩調。「軽い—」 2 人の通った道筋。特に、犯罪者の逃げた経路。「—を追う」 3 過去の相場の動きぐあい。
アジト
《agitating pointから》労働争議・革命運動・ゲリラ活動などを指導する秘密の指令所。非合法運動や犯罪者の隠れ家にもいう。
アジール【(ドイツ)Asyl】
犯罪人や奴隷・債務者などが、報復などの制裁から保護を受けられるように慣習的に認められた場所。中世ヨーロッパにおける教会・聖地・自治都市などが代表的な例で、法体系の整備とともに消滅した。聖庇。
あずけ【預け】
1 金や品物などを他人に渡し、その保管を頼むこと。「一時—」「—主(ぬし)」 2 江戸時代の刑罰の一。罪人を預けて、一定期間謹慎させること。預かる人によって、大名預け・町預け・村預け・親類預けな...
あずけ‐にん【預け人】
1 金や品物などを他人に渡し、その保管を頼んだ人。預け主。 2 身柄を第三者に預けられて監視を受ける人。また、罪人の監視を委託されて預かる人。