つるのおんがえし【鶴の恩返し】
日本の昔話。ある男に助けられたツルが、美しい女に化けて男の妻となるが、自分の羽根を抜いて機(はた)を織っているところを見られてしまい、山へ去る。鶴女房。→夕鶴
ティマルー【Timaru】
ニュージーランド南島東部の港湾都市。クライストチャーチの南西約150キロメートルに位置する。19世紀半ばに捕鯨基地として入植が始まり、鯨油の輸出で発展。同地で産出する青みをおびた玄武岩を使用した...
ティワンカ‐ピリマゲ【Tivanka pilimage】
スリランカ中部の古都ポロンナルワにある仏教寺院。13世紀の建立。南インドの侵略を受けて廃墟になった都を再興するため、パラクラマブフ3世が建てたとされる。内部には、釈迦にまつわる説話などを描いた美...
ティークのマゲローネによるロマンス
《原題、(ドイツ)Romanzen aus L. Tiecks Magelone》ブラームスの歌曲集。全5部15曲。1861年から1868年にかけて作曲。前期ロマン派の作家ルートビヒ=ティークの...
テガララン【Tegallalang】
インドネシア南部、バリ島中部の村。ウブドの北約5キロメートルに位置する。美しい棚田が広がり、同島有数の田園景観として知られる。木彫工芸が盛ん。
てこら‐さ
照り映えて色つやの美しいこと。「かの見ゆる池辺に立てるそが菊の茂みさ枝の色の—」〈拾遺・雑秋〉
てんい‐むほう【天衣無縫】
[名・形動]《「霊怪録」による》 1 天人の衣服には縫い目のあとがないこと。転じて、詩や文章などに、技巧のあとが見えず自然であって、しかも完全無欠で美しいこと。また、そのさま。「—な(の)傑作」...
てん‐げ【天花/天華】
《「てんけ」とも》天上界に咲くという霊妙な美しい花。またそれに擬して、法会で仏前にまき散らす蓮華の花びら形の紙。てんか。
てん‐にょ【天女】
天上界の女性。吉祥天女・弁財天女など。また、この世に二人といないような美しい女性をたとえていう語。「—の舞」
てん‐れい【典麗】
[名・形動]きちんと整っていて美しいこと。また、そのさま。「—な姿」