まる‐はち【丸八】
ヘゴ科の常緑の木生シダ。小笠原諸島の特産で、山の斜面に群生。高さ約5メートル。葉は大形の羽状複葉で、幹の頂に傘状につき、落葉跡が幹に逆「八」の字模様に残る。
マンゴー【mango】
1 ウルシ科の常緑高木。葉は長披針形で革質。黄白色の小花を群生し、中に大きな種子が1個はいった楕円形の実を結ぶ。果肉は黄や橙黄色をし、多汁で甘く、食用。インド・東南アジアの原産で、古くから果樹と...
み‐かいどう【実海棠】
バラ科の落葉高木。枝は細くて紫色をし、葉は長楕円形。4月ごろ、新葉と同時に、淡紅色の花が群生して咲く。実は球形で黄色に熟し、食べられる。中国の原産であるが、野生はない。長崎りんご。かいどうなし。
みかえり‐そう【見返草】
シソ科の落葉低木。山地に群生し、高さ50センチ〜1メートル。葉は楕円形で対生し、裏面に毛が多い。9、10月ごろ、淡紅色の唇形の花を穂状につけ、長い濃紅紫色の雄しべが突き出す。いとかけそう。
みず‐ばしょう【水芭蕉】
サトイモ科の多年草。中部地方以北の湿原に群生。春の雪解けを待って、高さ約20センチの白い仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれた穂を1本出す。花後、長楕円形の葉は長さ約80センチにもなる。《季 春》
みそがわ‐そう【味噌川草】
シソ科の多年草。深山の河原などに群生し、高さ60〜90センチ。茎は四角柱で枝分かれせず、葉は狭卵形で対生する。夏から秋、紫色の唇形の花をつけ、穂状をなす。木曽川源流の味噌川に多いところからの名。
みそ‐はぎ【禊萩/溝萩】
《「みぞはぎ」とも》ミソハギ科の多年草。山野の湿地に群生し、高さ約1メートル。茎は直立し、葉は広披針形で先がとがり、対生する。8、9月ごろ、紅紫色の小花を穂状につける。全草を干して下痢止めの薬と...
みみず‐がい【蚯蚓貝】
ミミズガイ科の巻き貝。暖海で海綿の中に埋もれて群生する。殻径8ミリくらい。貝殻は管状。房総半島以南に分布。
みやこ‐ざさ【都笹】
イネ科の植物。山地に群生し、高さ約1メートル。茎の節は膨らむ。葉は茎の先に数枚つき、質が薄く、冬に縁が白くなる。京都の比叡山で発見された。
みやとこ‐しつげん【宮床湿原】
福島県南西部、南会津町にある湿原。標高850メートルの湿原で、ミズバショウ・ザゼンソウ・ワタスゲ・ニッコウキスゲなどが群生する。また、低層・中間・高層の各湿原の発達を一か所で観察できる。都道府県...