りゅうおん‐じ【竜穏寺】
埼玉県入間郡越生(おごせ)町にある曹洞宗の寺。山号は、長昌山。開創は永享2年(1430)。開山は無極慧徹。開基は足利義教。江戸時代、曹洞宗大僧録司に任ぜられて末寺を統括。
リュウカンフウ【劉廣福】
八木義徳の短編小説。満州にある日本企業の工場を舞台に、中国人工員の姿を描く。昭和19年(1944)発表。同年、第19回芥川賞受賞。
りゅうししんろん【柳子新論】
江戸中期の思想書。1巻。山県大弐著。宝暦9年(1759)成立。柳子という架空の人物に託し、朱子学的大義名分論の立場から幕府を批判し、勤王思想を主張した書。
りゅうぜつ‐らん【竜舌蘭】
1 キジカクシ科の常緑多年草。葉は根元から叢生(そうせい)し、長さ1〜2メートル、剣状で肉が厚く、縁にとげがある。開花は約60年に一度という。高さ7〜8メートルの花茎を伸ばし、黄緑色の花を円錐状...
りゅう‐ねん【流年】
1 流れ去っていく年月。「もはら—に感じて心最も苦しぶ」〈菅家文草〉 2 年齢。とし。「いまだ—盛んなれば」〈浮・武家義理・六〉
りゅう‐は【流派】
技芸・芸術などで、方法・様式・主義などの違いから区別される、それぞれの系統。
りゅう‐ほ【留保】
[名](スル) 1 すぐその場で行わないで、一時差し控えること。保留。「決定を—する」 2 法律で、権利や義務を残留・保持すること。国際法上は、多数国間の条約で、ある当事国が特定の条項を自国には...
りゅうもん‐じ【竜門寺】
秋田県由利本荘市にある曹洞宗の寺。山号は、禅勝山。開創は元中9=明徳3年(1392)。開山は青岑珠鷹。開基は岩城朝義。亀田藩岩城氏の菩提寺。
りょうあん‐じ【竜安寺】
京都市右京区にある臨済宗妙心寺派の寺。山号は、大雲山。藤原実能の別荘近くにあった徳大寺の地に細川勝元が寺を建て、宝徳2年(1450)義天玄承を招き、その師日峰宗舜を開山としたのが始まり。応仁の乱...
りょう‐すい【領水】
国家の領域に属する水域。領海と河川・湖沼などの内水とに分けられるが、領海と同義に用いられることもある。