は‐じらみ【羽虱】
ハジラミ目の昆虫の総称。体長数ミリ、シラミに似るが、口器はかむ型で、鳥類や哺乳類に外部寄生して羽や毛などを食べる。ニワトリハジラミ・ネコハジラミなど。食毛類。はむし。
はじろ‐がも【羽白鴨】
カモ科ハジロガモ属の鳥の総称。足が体の後方につき、潜水して餌をとる。キンクロハジロ・ホシハジロ・スズガモなど。
は‐すう【羽数】
鳥の数。特に、飼育している鳥の数。「養鶏—」
は‐ぜ【羽瀬】
簗(やな)の一種。竹の簀(す)などを陸のほうをあけて半円形に立て並べ、満潮のときに入って干潮のとき逃げられなくなった魚を捕る。
は‐ぜせり【羽挵り】
鳥がくちばしで羽を整えること。羽づくろい。〈日葡〉
は‐そで【羽袖】
羽衣の袖。また、袖を羽に見立てていった語。「日かげにもしるかりけめやをとめごがあまの—にかけし心は」〈源・少女〉
はた【羽太】
スズキ目ハタ科の海水魚の総称。マハタ・クエ・キジハタ・アカハタなど。体は長楕円形でやや側扁し、口が大きく、えらぶたにとげが三つある。温・熱帯海域の岩礁にすむものが多く、日本近海産のものは美味。あら。
は‐たたき【羽撃き】
《「はだたき」とも》はたたくこと。はばたき。「雁が鳴きつつ—をして」〈鴎外・雁〉
は‐たた・く【羽撃く】
[動カ五(四)]鳥が翼を広げて打ち合わす。はばたく。「鳥は憩うが如く見えしが、俄に—・く勢に」〈鴎外訳・即興詩人〉
は‐づくろい【羽繕い】
[名](スル)鳥がくちばしで羽を整えること。はねづくろい。「アヒルが—する」