はがい‐じめ【羽交い締め】
背後から相手の腋(わき)の下に通した両手を、首の後ろで組み合わせて動けないようにすること。
は‐がかり【羽掛(か)り】
建築で、下見板・葺(ふ)き板などの重なり合う部分。
は‐がき【羽掻き】
鳥がくちばしで自分の羽をしごくこと。はねがき。「暁の鴫(しぎ)のはねがきもも—君が来ぬ夜は我ぞかずかく」〈古今・恋五〉
羽(は)が利(き)・く
はぶりがよい。幅が利く。威勢がある。「世間忍びの契約なれば恨み言うても—・かぬ」〈浄・栬狩剣本地〉
は‐がさね【羽重ね】
1 鳥が一つの羽の上に他の羽を重ねること。 2 壁板・天井板などを張るときに、一端を他の板の端に重ね合わせて並べること。
はが‐じ【羽賀寺】
福井県小浜市にある高野山真言宗の寺。山号は、本浄山。開創は霊亀2年(716)、開山は行基。千手観音立像・羽賀寺縁起などがある。
はがねやま‐ひょうじゅんでんぱそうしんじょ【はがね山標準電波送信所/羽金山標準電波送信所】
時刻や周波数の基準となる標準電波を送信する施設。佐賀県佐賀市と福岡県糸島市の境界に位置する羽金山(はがねやま)山頂付近にあり、情報通信研究機構が管理・運営している。 [補説]国内には他にも福島県...
は‐がま【羽釜/歯釜】
かまどにかけるために、まわりにつばをつけた飯炊き釜。
はがら‐もの【端柄物/羽柄物】
原木から大きな用材を取ったあとの残りから取る小さな角材や板材。小割(こわり)・貫(ぬき)の類。はがら材。やまひきもの。
は‐きき【羽利き】
1 タカの羽の強いこと。 2 はぶりがよいこと。また、その人。はば利き。「村で一というて二のない—」〈上司・太政官〉