えいこ‐せいすい【栄枯盛衰】
栄えたり衰えたりすること。「—は世の習い」
おもい‐なら・う【思ひ習ふ】
[動ハ四] 1 習い覚える。「君により—・ひぬ世の中の人はこれをや恋といふらむ」〈伊勢・三八〉 2 そう思うのが習慣となる。いつもそう思う。「さのみうけとるべき物と—・ひては、かならず心苦しく」...
おも‐ならい【重習い】
能・狂言などで、師匠の免許が必要な習い物のうち、特に重要とされるもの。
か‐せい【仮声】
1 つくり声。こわいろ。「明法家の—を習い」〈織田訳・花柳春話〉 2 ⇒ファルセット
かぶろ【禿】
1 頭に髪がないこと。はげ頭。また、はげ山にもいう。かむろ。「この頭(かしら)—ならん沙門(しゃもん)には」〈今昔・二・四一〉 2 髪を短く切りそろえて垂らした子供の髪形。また、その髪形の子供。...
かぶろ‐だち【禿立ち】
1 遊女になる前の見習い期間。かぶろ3の年ごろ。「—より見ならひ、わざと教へるまでもなし」〈浮・一代女・一〉 2 かぶろ3出身の遊女。「とんと坐りしゐずまひは、—見るごとくなり」〈浄・反魂香〉
邯鄲(かんたん)の歩(あゆ)み
《昔、燕の青年が邯鄲に歩き方を習いにいったが習得できず、故国の歩き方も忘れてはって帰ったという「荘子」秋水の故事から》むやみに他人のまねをすれば、自分本来のものも忘れて、両方とも失うことのたとえ。
き‐まぐれ【気紛れ】
[名・形動] 1 気が変わりやすいこと。その時々の思いつきや気分で行動すること。また、そのさま。「—な性格」「—に習い事を始める」 2 物事の変わりやすいこと。また、そのさま。「—な秋の空」
きょう【境】
1 場所。地域。土地。「無人の—」 2 心の状態。境地。「無我の—に入る」 3 環境。境遇。「誰しも—には転ぜらるる習いなり」〈露伴・露団々〉 4 仏語。五官および心の働きにより認識される対象。...
くるま‐ぞうし【車草紙】
手習い草紙などの、表紙を1枚の紙でくるむようにとじた本。