かんじさんおんこう【漢字三音考】
江戸中期の語学書。1巻。本居宣長(もとおりのりなが)著。天明5年(1785)刊。日本語の音と、漢音・呉音・唐音の三音について論じたもの。
がごおんじょうこう【雅語音声考】
江戸時代の語学書。1巻。鈴木朖(すずきあきら)著。文化13年(1816)刊。語の第一義を音声に置き、言語の写声的起源論を説いたもの。
ぐ‐こう【愚考】
[名](スル)愚かな考え。また、自分の考えをへりくだっていう語。「かように—するものであります」
けいぎこう【経義考】
中国の目録書。300巻・目録2巻。朱彝尊(しゅいそん)編。1755年刊。経書を29項目に分類し、著者名・書名・巻数・存否などを記す。翁方綱(おうほうこう)編の「経義考補正」12巻がある。
けいさんろんてき‐しこう【計算論的思考】
⇒コンピュテーショナルシンキング
げ‐こう【外考】
律令制で、外位(げい)の人についての勤務評定。内位より昇進も遅かった。→内考
げんごのきげんについてのろんこう【言語の起源についての論考】
《原題、(ドイツ)Abhandlung über den Ursprung der Sprache》ヘルダーの著作。1772年発表。言語の起源について「理性即言語」とする関係性を言語学史上初めて...
げんにほんこう【原日本考】
福士幸次郎による古代日本の鉄文化の研究書。昭和17年(1942)に正編、昭和18年(1943)に続編を刊行。
こう【考】
1 かんがえること。かんがえ。「—をめぐらす」 2 (接尾語的に用いて)ある問題についての自分の考察を述べ記したもの。「国字—」 3 死んだ父。亡父。先考。
こう【考】
[音]コウ(カウ)(呉)(漢) [訓]かんがえる [学習漢字]2年 1 かんがえる。かんがえ。「考案・考慮/一考・勘考・愚考・再考・思考・熟考・黙考」 2 調べる。調べる事柄。「考査・考試・考証...