アグリ‐ミニマム
《(和)agri+minimum》将来の人口にとって最低限必要と考えられる、耕地・山林の面積。農業最低基準。
アグロエコロジー【agroecology】
農業および農耕地と生態系の関わりについての研究分野。農業生態学。 [補説]生態系や生物多様性を考慮した農業や農法をさすこともある。
ありげ‐けみ【有毛検見】
江戸時代の年貢検見法の一。田地の上中下の位付けを無視し、一坪当たりの田の平均収量から耕地の収穫量を算出した。
いえ‐ねずみ【家鼠】
野ネズミに対し、人家およびその近くの耕地などにすむネズミ。ハツカネズミ・ドブネズミ・クマネズミのこと。
いちもう‐さく【一毛作】
同一の耕地に、年に1回作物を作ること。ひとけさく。
いっしき‐でん【一色田】
中世、荘園耕地のうち、公事(くじ)を免除され、年貢のみを上納する田地。
エメンタール【Emmental】
スイス西部、ベルン州北東部の丘陵地帯。牧草地と耕地が広がる田園景観になっている。世界的に知られるエメンタールチーズの産地。 「エメンタールチーズ」の略。
エンクロージャー【enclosure】
1 中世末から近代にかけて、特に英国で、それまで開放耕地制であった土地を、領主や地主が牧羊場や農場にするため垣根などで囲い込み、私有地化したこと。その結果、耕地を失った農民の都市流入や賃労働者化...
えんるい‐しゅうせき【塩類集積】
過剰な灌漑(かんがい)などによって耕地の土壌表面に多量の塩類が集積する現象。塩害による収量低下を招き、砂漠化の原因となる。カザフスタンや中国北東部などの乾燥地で見られる。塩類化。
かいと【垣内】
《「かきつ」から転じた「かきと」の音変化》土地のある区画をいう語。もとは開墾を予定した一区画をさしたと推定されるが、樹木などで囲まれた屋敷地、区画された耕地、村の区画を小分けにした小集落なども意...