はつ‐みみ【初耳】
初めて耳にすること。初めて聞くこと。また、その話。「君が同郷だったとは—だ」
はや‐みみ【早耳】
うわさ話や事件などを人より早く聞きつけること。また、その人。
はり‐の‐みみ【針の耳】
「針の穴」に同じ。
ひが‐みみ【僻耳】
聞きまちがえること。聞きそこない。転じて、思いすごし。「老いの—」
ふく‐みみ【福耳】
耳たぶが大きく肉の厚い耳。福相とされる。
ふくろ‐みみ【袋耳】
1 一度聞いたら決して忘れないこと。また、その人。 2 織物の耳を袋織りにしたもの。
右(みぎ)の耳(みみ)から左(ひだり)の耳(みみ)
右の耳から入ったことが左の耳からすぐ抜けていく。聞いたことを片っ端から忘れてしまうことのたとえ。籠耳(かごみみ)。 [補説]ふつう、「左の耳から右の耳」と言うことはない。
みみ【耳】
1 頭部の左右にあり、聴覚および平衡感覚をつかさどる器官。哺乳類では耳介(じかい)(耳殻(じかく))が張り出し、鳥類とともに外耳・中耳・内耳の3部分からなる。爬虫(はちゅう)類・両生類では中耳・...
よそ‐みみ【余所耳】
よそながら聞くこと。それとなく聞くこと。「夫婦仲のよいのは…よそ目—にもわるくないもの」〈蘆花・思出の記〉
ら‐じ【裸耳】
耳になにも装着していない状態。補聴器を使わないときの耳。「—聴力」