あらかん【阿羅漢】
《(梵)arhatの音写。応供(おうぐ)と訳す。尊敬を受けるに値する人の意》 1 仏のこと。仏の十号の一。 2 小乗仏教の最高の悟りに達した聖者。もはや学ぶことがないという意味で、無学ともいう。羅漢。
アラハバード【Allahabad】
インド北部、ウッタルプラデシュ州の都市。ヒンドスタン平原のほぼ中央に位置する。アショカ王の時代から続く古都。郊外にガンジス川とジャムナ川が合流するサンガムとよばれるヒンズー教の聖地があり、大祭に...
アラファト‐さん【アラファト山】
《Jabal ‘Arafāt》サウジアラビア中西部のイスラム教、聖地メッカの東方約25キロメートルにある山。「慈悲の山」(ジュベルアルラハマン)とも呼ばれる。メッカを訪れた巡礼者が、巡礼月の9日...
アラブれんめい‐こうえん【アラブ連盟公園】
《Parc de la Ligue Arabe》モロッコ北部の都市カサブランカにある公園。ヤシの木が植栽された芝生が広がる。遊園地、サクレクール聖堂が隣接する。
アララト【Ararat】
トルコ東部、アルメニア高原にある火山。標高5165メートル。「旧約聖書」創世記にノアの方舟(はこぶね)の漂着地と伝える。
あ・る【生る】
[動ラ下二]神など神聖なものが出現する。天皇の御子などが生まれる。「橿原(かしはら)の日知(ひじり)の御代ゆ—・れましし神のことごと」〈万・二九〉
アルアクサ‐モスク【Al-Aqusa Mosque】
パレスチナ地方の古都エルサレムの旧市街にあるイスラム寺院。ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地である神殿の丘の上に、岩のドームとともに建つ。8世紀初め、ウマイヤ朝のワリード1世により創建。何度...
アルカサル【Alcázar】
《スペイン語で王宮・王城の意。元は宮殿・城砦(じょうさい)・要塞を意味するアラビア語に由来》 《Alcázar de Sevilla》スペイン南西部、アンダルシア州の都市セビリアにある宮殿。1...
アルカラ‐デ‐エナレス【Alcalá de Henares】
スペインの首都マドリードから東約30キロメートルにある都市。15世紀末、枢機卿シスネロスによって大学都市の建設が始まり、16世紀には世界初の4か国対訳聖書が刊行されるなど、キリスト教と学術の中心...
アルガオ【Argao】
フィリピン中央部、セブ島南東岸の町。セブの南西約70キロメートルに位置する。海岸保養地として知られ、18世紀建造の聖ミゲル大天使教会や自然公園がある。