げつ‐べつ【月鼈】
月とすっぽん。二つのものの優劣の差がはなはだしいことのたとえ。雲泥(うんでい)。「—雲泥、天地の相違」〈鏡花・高野聖〉
ゲハルト‐しゅうどういん【ゲハルト修道院】
《Geghardi vanq》アルメニア中西部を流れるアザート川上流にある修道院。ゲハルトは「槍」の意で、キリストが十字架にかけられた時に使われたとされる聖槍が、この地で発見されたことに由来する...
ゲラティ‐しゅうどういん【ゲラティ修道院】
《Gelati monasteri》ジョージア西部の古都クタイシ郊外にある修道院。12世紀初頭にダビド4世が創建。内部には多数のイコン(聖画像)やモザイク、中世の写本が残る。1994年、バグラ...
ゲルフ【Guelph】
中世末期のイタリアで、ローマ教皇を支持してギベリン(神聖ローマ皇帝派)と争った党派。教皇党。
げ‐ろう【下﨟】
1 修行年数の浅い僧。⇔上﨟(じょうろう)。 2 官位・身分の低い者。⇔上﨟。「同じ程、それより—の更衣たちは、まして安からず」〈源・桐壺〉 3 下人。しもべ。下郎(げろう)。「あやしき—なれど...
げんり‐しゅぎ【原理主義】
1 キリスト教で、聖書の無謬性を信じ、キリストの処女降誕・贖罪・復活・奇跡などを歴史的事実として認識する信仰上の立場。進化論や聖書の批判的解釈を容認する近代主義に対抗する運動として、1900年代...
コイネー【(ギリシャ)koinē】
《共通の、の意》紀元前4世紀後半、アッティカ方言にイオニア方言の要素が加わって形成された古代ギリシャ語。アレクサンドロスの遠征を契機に東方世界に広がり、広大な地域で話された。1世紀後半に記された...
恋(こい)の山(やま)には孔子(くじ)の倒(たお)れ
恋のためには、聖人君子でさえ過ちを犯すことがあるということ。→孔子の倒れ
コインブラ‐きゅうだいせいどう【コインブラ旧大聖堂】
《Sé Velha de Coimbra》ポルトガル中西部の都市コインブラにある大聖堂。12世紀、ポルトガル王アフォンソ1世により建造。当時は要塞を兼ねていた。以降、増改築が繰り返されたが、基礎...
コインブラ‐しんだいせいどう【コインブラ新大聖堂】
《Sé Nova de Coimbra》ポルトガル中西部の都市コインブラにあるバロック様式の大聖堂。16世紀末にイエズス会により建造。完成まで1世紀を費やした。祭壇背後の壁の装飾は、17世紀末に...