どうかん‐やま【道灌山】
東京都荒川区西日暮里付近の高台。太田道灌の館跡という。江戸時代は虫の声を聞く名所。
どう‐しゅう【銅臭】
《銅銭のもつ悪臭の意》金銭をむさぼり、また、金銭によって官位を得るなど、金力にまかせた処世を卑しむ語。後漢の崔烈(さいれつ)が銭五百万を使って大司徒にのぼったとき、子の鈞に世間の自分に対する評判...
どっ‐く【毒鼓】
仏語。毒を塗った太鼓。この音を聞く者はみな死ぬといい、仏の教えが聞く者の煩悩を滅することにたとえる。
ない‐ぶん【内聞】
[名](スル) 1 内々に聞くこと。非公式に身分の高い人の耳に入ること。「—に達する」 2 表沙汰にしないこと。内分。「御—に願います」
なえ‐に
[連語]《連語「なえ」+格助詞「に」》「なえ」に同じ。「うぐひすの音聞く—梅の花我家(わぎへ)の園に咲きて散る見ゆ」〈万・八四一〉 [補説]主として上代に用いられ、中古以降は和歌の中で用いられた。
ながみつ【長光】
狂言。都の盗人が田舎者の持つ長光の太刀をだまし取ろうとして争いになる。仲裁人がその特徴を聞くと、盗人は田舎者の話をまねて答えるが、最後にはごまかしきれなくなって逃げだす。
ながら‐ぞく【乍ら族】
音楽を聞くなど、他のことをしながら勉強や仕事をする習慣をもっている人。
なき‐どり【鳴(き)鳥】
鳴き声を聞くための飼い鳥。
なき‐ふ・る【鳴き旧る】
[動ラ上二]鳴き声を聞き慣れて珍しくなくなる。「—・りて後に語らへほととぎす老いて聞くべき初音ならずは」〈新千載・夏〉
なぞ‐ぞめ【謎染(め)】
謎の意味を寓した絵模様を染め出した布地。斧(よき)・琴・菊をあしらって「善き事を聞く」の意を表しているなど。