やまがわ‐の【山川の】
[枕] 1 山川の流れは激しい意から、「たぎつ」「はやし」にかかる。「—激(たぎ)つ心を」〈万・二四三二〉 2 山川の流れる音が高いところから、「おと」にかかる。「—音にのみ聞く」〈古今・雑下〉...
ゆう‐たまぐさ【夕玉草】
竹の葉におく露の異称。「月に聞く—の秋風に音はいつ頃寝覚めとはまし」〈蔵玉集〉
ゆめ‐うつつ【夢現】
1 夢と現実。 2 夢とも現実とも区別がつかない状態。また、ぼんやりしている状態。「—で話を聞く」
よう‐けつ【要訣】
物事の最も大切なところ。奥義。秘訣。「成功の—を聞く」
よき‐こと‐きく【斧琴菊】
斧(よき)・琴・菊の模様を染め出して、「善き事を聞く」の意を寓した謎(なぞ)染め。
よ‐きょう【余響】
音の消えたあとまで残るひびき。「唸るように長く尾を曳く其の—を聞くと」〈荷風・夢の女〉
よ‐けい【余計】
[名・形動] 1 物が余っていること。必要な数より多くあること。また、そのさま。余り。余分。「一人分切符が—だ」 2 普通より分量の多いこと。程度が上なこと。また、そのさま。たくさん。「いつも...
よこ‐ぎき【横聞き】
横合いから聞くこと。
よそ‐ぎき【余所聞き】
よそごととして聞くこと。また、人の聞こえ。世間の評判。「—に年し経ぬれば疎からず心慣れても頼まるるかな」〈輔親集〉
よそ‐みみ【余所耳】
よそながら聞くこと。それとなく聞くこと。「夫婦仲のよいのは…よそ目—にもわるくないもの」〈蘆花・思出の記〉