襟(えり)を正(ただ)・す
《蘇軾「前赤壁賦」から》 1 自己の乱れた衣服や姿勢を整える。 2 それまでの態度を改めて、気持ちを引き締める。「—・して話を聞く」
おこ‐が・る【痴がる】
[動ラ四]ばからしいと思う。ばかにする。「この聞く男ども、—・りあざけりて」〈宇治拾遺・二〉
おと【音】
1 物の振動によって生じた音波を、聴覚器官が感じとったもの。また、音波。人間の耳に聞こえるのは、振動数が毎秒約16〜2万ヘルツの音波。 2 うわさ。評判。「—に聞こえた名勝」→音(おと)に聞く ...
音(おと)に聞(き)・く
1 人伝えに聞く。うわさに聞く。 2 名高い。有名である。「—・く勇将」
おん‐ぱ【音波】
物体の振動によって空気などの弾性体に生じる疎密波。縦波の一。普通は人間が音として聞く周波数16〜2万ヘルツのものをいうが、超音波や低周波音を含めていうこともある。
オーラル‐コミュニケーション【oral communication】
1 口頭での意思伝達。 2 高等学校の英語科目。聞く・話すなど「使える英語」をめざして平成6年度(1994)から導入された。
かく‐ぶん【確聞】
[名](スル)はっきりと聞くこと。また、まちがいのないこととして伝え聞いた話。「—するところでは」
かざり‐ぐるま【飾り車】
金銀・珠玉などで美しく飾りたてた牛車(ぎっしゃ)。御禊(ごけい)、賀茂の祭などのときに用いた。「葵草(あふひぐさ)—のけしきまで今日はことなる物見とぞ聞く」〈夫木・七〉
かぜ‐の‐たより【風の便り】
1 どこからともなく伝わってくるうわさ。風聞。「—に聞く」 2 吹く風が伝えるもの。風の使い。「花の香を—にたぐへてぞ鶯(うぐひす)誘ふしるべにはやる」〈古今・春上〉 3 ふとした折。「如何なる...
かたえ‐ぎき【傍聞き】
[名](スル)かたわらにいて、人の会話を聞くともなしに聞くこと。「容易に応じそうもない応対を—すると」〈里見弴・安城家の兄弟〉