肘鉄砲(ひじでっぽう)を食(く)わ・せる
1 相手を肘の先で突きのける。「痴漢に—・せる」 2 相手の申し出・誘いなどをはねつける。「デートの誘いに—・せる」
ひじ‐ば・る【肘張る】
[動ラ五(四)] 1 肘を張り出す。肘を張る。「—・ったかっこう」 2 意地を張る。また、威張る。「—・った物言い」
ひじ‐ぶとん【肘布団/肘蒲団】
「肘突き」に同じ。
ひじ‐まくら【肘枕】
[名](スル)自分の片肘を曲げて枕がわりにすること。「—してテレビを見る」
肘(ひじ)を齧(か)・む
《「史記」呉起伝にある、衛の呉起が自分をばかにした三十余人を殺して故郷を出る時、自分の肘を噛んで、母に成功するまで帰らないと誓ったという故事から》固く誓う。また、強く決意する。
肘(ひじ)を食(く)わ・せる
「肘鉄砲(ひじでっぽう)を食わせる」に同じ。
肘(ひじ)を張(は)・る
1 肘を突っ張っていかにも強そうなようすをする。威張る。 2 気負う。意地を張る。肩肘(かたひじ)張る。
肘(ひじ)を曲(ま)・げる
《「論語」述而から》肘を曲げて手枕(てまくら)をする。また、清貧の生活を楽しむたとえ。
ひら‐みつと【平三斗】
寺社建築で、斗栱(ときょう)の形式の一。大斗(だいと)の上に肘木(ひじき)をのせ、その上に3個の巻斗(まきと)を並べたもの。
ビーム‐ライフル【beam rifle】
日本ライフル協会が開発した光線銃。競技では、10メートル先の標的に対して2姿勢(肘射(ちゅうしゃ)、立射(りっしゃ))で各20発を撃つ。