かんじんのこども【肝心の子供】
磯崎憲一郎の処女小説。仏教開祖の釈迦(しゃか)(ブッダ)、息子のラーフラ、孫のティッサ=メッテイヤの3世代を描く。平成19年(2007)、第44回文芸賞受賞。
かん‐せいさいぼう【肝星細胞】
肝臓の類洞内皮細胞と肝細胞の間にある細胞。ビタミンAを貯蔵する。また、肝臓の線維化に関与する。発見者の名をとって「伊東細胞」とも。
かんせい‐のうしょう【肝性脳症】
肝機能の低下に伴って意識障害・興奮・抑鬱・昏睡などの中枢神経症状がみられること。肝臓で解毒できなくなったアンモニアなどの有害物質が、体内に蓄積されることで発症するとされる。
かん‐ぞう【肝臓】
右上腹部にある暗赤色の最大の臓器。消化管に付随する腺性の器官で、胆汁を生成するほか、糖・たんぱく質・脂質・ホルモンの代謝、有害物質の解毒、血液の貯蔵などの働きをする。再生性があり、また代償性があ...
かんぞう‐いしょく【肝臓移植】
⇒肝移植
かんぞう‐えん【肝臓炎】
⇒肝炎(かんえん)
かんぞう‐かすいぶんかいぶつ【肝臓加水分解物】
⇒肝臓水解物
かんぞう‐がん【肝臓癌】
肝臓にできる癌腫(がんしゅ)。原発性のものと、他器官の癌から転移して生じるものがある。肝癌。
かんぞう‐ジストマ【肝臓ジストマ】
肝吸虫(かんきゅうちゅう)の別名。
かんぞう‐すいかいぶつ【肝臓水解物】
ウシやブタなどの哺乳類の肝臓を消化酵素によって加水分解したもの。必須アミノ酸やオリゴペプチドを含み、肝臓の酵素活性の正常化や肝細胞の保護などの効果があるとされる。肝臓加水分解物。