はい【背】
[音]ハイ(漢) [訓]せ せい そむく そむける [学習漢字]6年 〈ハイ〉 1 胸や腹の反対側。せなか。「背泳・背筋・背嚢(はいのう)/腹背」 2 物の後ろ側。「背景・背面/光背・後背(こ...
はだ‐せ【肌背/膚背】
1 肌。はだえ。「なみなみのことにもあらず天の川さて—をもかくぞ打たまし」〈赤染衛門集〉 2 「肌背馬」の略。「馬の腹帯(はるび)を締めかねて、—に乗って駆くるもあり」〈浄・碁盤太平記〉
ばば‐が‐せ【婆背】
ヒザラガイ科の一種。潮間帯の岩礁にすみ、体長約5センチ。殻を取り巻く肉帯は前域が広く、毛がある。岩からはがすと背を丸める。
び‐はい【鼻背】
両眼の間(鼻根)から鼻の先端までの線。鼻筋(はなすじ)。
ふく‐はい【腹背】
腹と背中。前と後ろ。「—の敵」
ふながた‐こうはい【舟形光背】
仏像の光背で、船首を上にして舟を縦に立てた形に似るもの。舟後光(ふなごこう)。
むね【棟】
[名] 1 ㋐屋根の最も高い所。二つの屋根面が接合する部分。位置と構造により、大棟・降棟(くだりむね)・隅棟などとよぶ。 ㋑棟木(むなぎ)。 2 牛車(ぎっしゃ)の屋形の上に、前後に渡した木。...
めんこう‐ふはい【面向不背】
前から見ても後ろから見ても美しいこと。「—の姿見るにぞっとして」〈浮・諸艶大鑑・六〉
めんじゅう‐ふくはい【面従腹背】
表面では服従するように見せかけて、内心では反抗すること。
やましろ【山城】
旧国名の一。五畿に属し、現在の京都府南東部にあたる。古くは「山背」と書いた。城州。