げんちょう‐はい【原腸胚】
⇒嚢胚(のうはい)
しんけい‐はい【神経胚】
脊索動物の発生過程で、神経板が現れてから神経管を形成するまでの胚。
た‐はい【多胚】
1個の受精卵が分裂して2個以上の胚が生じること。多胚形成。多胚現象。
どうぶつせい‐しゅうごうはい【動物性集合胚】
動物の胚に人間の細胞を注入したもの。たとえば特定の臓器を作ることができないブタの胚に人間のiPS細胞を導入し、これをブタの子宮に移植することで人間に由来する臓器を作ることができると考えられている...
のう‐はい【嚢胚】
後生動物の発生で、胞胚(ほうはい)に次ぐ段階の胚。内外2層の胚葉ができ、原腸が形成される。原腸胚。
はい【胚】
多細胞生物の発生初期の個体。植物では受精卵がある程度発達した胞子体をいう。種子植物では種子中にある発芽前の植物体で、胚芽ともいい、胚乳から養分を吸収する。動物では卵黄から養分を吸収している状態の...
はい【胚】
[音]ハイ(漢) 1 身ごもる。はらむ。「胚胎」 2 卵や種子の中の発生初期の生物体。「胚芽・胚乳・胚葉/胞胚」
ほう‐はい【胞胚】
動物の発生過程で、卵割が終わってから原腸形成が開始されるまでの時期の胚。割球に囲まれて内部に腔所ができるが、卵黄の多いものでは腔所が狭まり、できないものもある。続いて嚢胚(のうはい)となる。