マウスナー‐さいぼう【マウスナー細胞】
硬骨魚類の一部がもつ神経細胞の一種。脳の中に左右1個ずつあり、その神経線維が脊髄の運動ニューロンまで延びる。魚の逃避行動に密接に関係していることが知られる。
マスト‐さいぼう【マスト細胞】
《mastocyte》⇒肥満(ひまん)細胞
まっしょうけつ‐かんさいぼう【末梢血幹細胞】
血管の中を流れる血液(末梢血)の中にある造血幹細胞。 [補説]血管の中を流れる末梢血には、通常、造血幹細胞はほとんど存在しないが、白血球を増やすG-CSFという薬剤を投与すると、骨髄から多量の造...
ミューズ‐さいぼう【ミューズ細胞/Muse細胞】
《multilineage-differentiating stress enduring cell》さまざまな組織の細胞へと分化できる能力をもつ体性幹細胞の一。平成22年(2010)、出沢真理...
メルケル‐さいぼう【メルケル細胞】
皮膚の表皮の最下層にある、球形または卵円形の細胞。感覚神経の末端と接し、軽い接触の感知に関与するとされる。指先・口唇・毛包など、感覚の鋭敏な部位に多く存在。名称は発見者であるドイツの解剖学者フリ...
めんえき‐さいぼう【免疫細胞】
抗原を認識し、特異的に反応する能力をもち、免疫に関与する細胞の総称。リンパ球(T細胞・B細胞・NK細胞・形質細胞)、マクロファージ、樹状細胞など。免疫担当細胞。
めんえき‐たんとうさいぼう【免疫担当細胞】
⇒免疫細胞
もうにゅうとう‐さいぼう【毛乳頭細胞】
⇒毛乳頭
もうほう‐かんさいぼう【毛包幹細胞】
毛包上部の毛隆起(バルジ領域)と呼ばれる部分にある幹細胞。毛周期にともなって、毛球に移動し、分化して毛母細胞になる。また、皮脂腺・メラノサイトになる細胞をつくるほか、創傷時には表皮になる細胞を供...
もうぼ‐さいぼう【毛母細胞】
⇒毛母