きょうこう‐ちょっけい【胸高直径】
樹木の幹を、直立した大人の胸のあたりの高さで計測した直径。胸高径。→根元直径 →目通り直径
きょう‐こつ【胸骨】
胸郭の前面中央にある、平たくて細長い骨。上縁両側は鎖骨と関節をなし、側縁左右に第1〜7肋骨(ろっこつ)が連結。下端は剣状突起となり、みぞおちに位置する。
きょうこつ‐あっぱく【胸骨圧迫】
心臓マッサージの一種。→心臓マッサージ
きょうこつ‐かかく【胸骨下角】
⇒下角4
きょうさ‐かんせつ【胸鎖関節】
胸骨と鎖骨とがつくる関節。
きょう‐さん【胸算】
[名](スル)胸の中で見積もること。胸算用(むなざんよう)。「父の—に、福沢の家は総領に相続させる積りで」〈福沢・福翁自伝〉
きょうしき‐こきゅう【胸式呼吸】
胸郭の肋骨(ろっこつ)についている肋間筋によって行われる呼吸。胸郭呼吸。→腹式呼吸
きょう‐しょう【胸牆/胸墻】
敵弾を防ぐために、また、味方の射撃の便をよくするために、胸の高さほどに築いた盛り土。胸壁。
きょう‐しょう【胸章】
胸につける記章。
きょう‐すい【胸水】
胸膜腔に貯留した液。通常は少量が胸膜の表面をうるおしているが、胸膜炎・肺癌(はいがん)・肝硬変などの際に増加する。