むぎ‐ふ【麦生】
麦の生えていること。また、その場所。《季 夏》「茫々と—つづけり胸の病/誓子」
むぎ‐まき【麦蒔き/麦播き】
1 麦の種をまくこと。《季 冬》「—や百まで生きる㒵(かほ)ばかり/蕪村」 2 ヒタキ科キビタキ属の鳥。全長13センチくらい。雄は上面が黒く、目の後方と翼に白斑があり、胸が赤褐色。雌は上面が褐色...
むこう‐づけ【向こう付け】
1 会席料理で、膳の中央より向こう側につける刺身や酢の物などの料理。また、それを盛る器。 2 相撲で、額を相手のあご、または胸につけ、相手の前まわしを引きつけた体勢。
虫唾(むしず)が走(はし)・る
胸がむかむかするほど不快である。「顔を見ただけで—・る」
むしょうこうせい‐しんきんきょけつ【無症候性心筋虚血】
胸痛などの自覚症状を伴わない心筋虚血。無痛性心筋虚血。
虫(むし)を死(し)な・す
「虫を殺す」に同じ。「何事も—・す胸の中」〈浄・桂川連理柵〉
むすぼ・れる【結ぼれる】
[動ラ下一][文]むすぼ・る[ラ下二] 1 結ばれて解けにくくなる。「糸の—・れたように」〈中勘助・鳥の物語〉 2 水分などが凝固・凝結する。「夫人の長い睫毛(まつげ)の先に幾粒かの露の玉が—・...
む・せる【噎せる/咽せる】
[動サ下一][文]む・す[サ下二] 1 飲食物や煙が気管にはいるなどして、息苦しくなったりせきこんだりする。むせぶ。「香水のかおりに—・せる」「急に水を飲んで—・せる」 2 悲しみなどのために胸...
むつごろう【鯥五郎】
ハゼ科の海水魚。全長約20センチ。目は頭頂部に突き出ていてよく動く。体色は暗緑色で、体側とひれに青色の斑点がある。日本では有明海と八代海に生息。皮膚呼吸もでき、泥上を胸びれではいまわったり、全身...
むな【胸】
[語素]他の語の上に付いて「むね(胸)」の意を表す。「—板」「—先」「—苦しい」