ラウリン‐さん【ラウリン酸】
《lauric acid》飽和脂肪酸の一。月桂樹油・椰子(やし)油などに含まれる。無色の針状結晶。水に溶けず、エーテルやベンゼンに溶ける。界面活性剤に利用。分子式C12H24O2
らく‐だ【駱駝】
1 偶蹄(ぐうてい)目ラクダ科の哺乳類のうち、ヒトコブラクダとフタコブラクダの総称。体は黄褐色で四肢と首が長く、背中に脂肪を蓄えたこぶが一つまたは二つある。鼻孔を自由に閉じることができるなど、砂...
ラノリン【lanolin】
羊毛に付着している分泌物を精製・脱水したもの。高級脂肪酸と高級アルコールとのエステルを主成分とする蝋(ろう)。軟膏(なんこう)の基剤や化粧品に用いる。羊毛蝋。羊毛脂。
ランプ【rump】
牛の腰骨の後ろの部位の肉。柔らかい赤身で、脂肪が少ない。「—ステーキ」
ラード【lard】
豚の脂肪組織からとった白色の食用脂(あぶら)。ヘット(牛脂)より融点が低く、揚げ物や炒(いた)め物などに使う。豚脂。
リノレン‐さん【リノレン酸】
《linolenic acid》不飽和脂肪酸の一。必須脂肪酸の一。亜麻仁(あまに)油など多くの乾性油中にグリセリンエステルとして存在。分子式C18H30O2
リノール‐さん【リノール酸】
《linoleic acid》不飽和脂肪酸の一。必須脂肪酸の一。亜麻仁(あまに)油・綿実油・大豆油・とうもろこし油・ひまわり油・胡麻油など植物油にグリセリンエステルとして存在。血中コレステロール...
リパーゼ【lipase】
中性脂肪を加水分解して脂肪酸とグリセリンとにする酵素。動物の膵液(すいえき)・胃液・腸液には消化酵素として含まれる。
リポ‐さん【リポ酸】
硫黄を含む脂肪酸。肝臓や酵母に多く含まれる、ビタミン様物質の一つ。自然界に存在するα-リポ酸は、ミトコンドリア内でエネルギー産生に関与する補酵素として働く。分子式C8H14O2S2 チオクト酸。
リポたんぱくリパーゼけっそん‐しょう【リポ蛋白リパーゼ欠損症】
生まれつきリポたんぱく質を分解する酵素の遺伝子が欠損している遺伝病。脂肪を分解できないため血中の脂質が増え、動脈硬化・心筋梗塞などの危険性が高いとされる。