たん‐のう【端脳】
脊椎動物の前脳の前半部。高等動物では大脳半球となる部分。終脳。
だい‐のう【大脳】
脳の主要部分。左右の大脳半球とそれを結ぶ脳梁(のうりょう)があり、半球の表面には多数のしわやひだがある。表層は大脳皮質で覆われ、神経線維が多く通っている内部は白質(大脳髄質)と呼ばれる。
ちゅう‐のう【中脳】
脊椎動物の脳の一部。間脳の後方、小脳・橋(きょう)の上方にある。中脳蓋(がい)と大脳脚とに分かれ、間を中脳水道が通る。中脳蓋は上下二対の隆起をなすので四丘体(しきゅうたい)ともよばれ、上丘は視覚...
でんし‐ずのう【電子頭脳】
電子制御による自動機器で、その中心となる電子計算機。人工頭脳。電脳。
でん‐のう【電脳】
《「電子頭脳」の略》電子計算機。コンピューター。
としよりずいのう【俊頼髄脳】
源俊頼による歌論書。天永3年(1112)頃、関白藤原忠実の娘、藤原勲子(高陽院)のために述作したものとされる。俊頼無名抄(むみょうしょう)。俊秘抄(しゅんぴしょう)。
どん‐のう【鈍脳】
⇒インペアードパフォーマンス
なずき【脳/髄】
1 脳・脳髄・脳蓋骨(のうがいこつ)などの古名。「独鈷(とっこ)をもって—をつきくだき」〈平家・八〉 2 頭。「見る人の—も痛む雨夜かな」〈毛吹草・六〉
のう【脳】
1 動物の神経系で、神経細胞が集合し、神経活動の中枢をなす部分。無脊椎動物では一般に頭部にある神経節をさす。脊椎動物では頭蓋(とうがい)内にあって脳膜に包まれ、脊髄の前方に連なり、前脳・中脳・菱...
のう【脳〔腦〕】
[音]ノウ(ナウ)(呉) [学習漢字]6年 1 頭蓋骨に包まれている柔らかい組織。「脳死・脳漿(のうしょう)・脳髄・脳膜・脳溢血(のういっけつ)/間脳・小脳・大脳」 2 頭。頭の働き。「脳天・脳...