あんこく‐の‐ぞうき【暗黒の臓器】
診断が困難な臓器のこと。小腸や膵臓などをいう。 [補説]小腸は、口や肛門から遠く、また腹膜に固定されていないため自由に動き、長く曲がりくねっているため、カプセル内視鏡やバルーン内視鏡が開発される...
おうこう‐けっちょう【横行結腸】
大腸の主要部分である結腸の一部。腹部の右側にある上行結腸の上部と、左側にある下行結腸の上部とをつなぐ部分。胃の下側に沿って右から左へ向かい、脾臓の下端付近へ至る。
かん‐ひ【肝脾】
肝臓と脾臓(ひぞう)。かんぴ。
かんひ‐しゅ【肝脾腫】
肝臓と脾臓(ひぞう)が肥大すること。かんぴしゅ。
けいしつ‐さいぼう【形質細胞】
脾臓(ひぞう)・リンパ節・骨髄・結合組織に分布するリンパ球に似た細胞。楕円形で、抗原の刺激により抗体を生産する。プラスマ細胞。
こう‐ふくまく【後腹膜】
腹膜の外側のこと。腹腔の背側で、腹膜と背骨や背筋との間の領域をいい、腎臓・膵臓・脾臓・尿管・大動脈・下大静脈などがある。
さいもう‐ないひけい【細網内皮系】
免疫や食作用など、身体の防衛的な働きをする同一系統の組織。網状に連絡しあうリンパ節・脾臓(ひぞう)・骨髄・胸腺・肝臓などの細網組織系と、リンパ管・静脈血管の内面を覆う内皮細胞とからなる。
せっ‐けっきゅう【赤血球】
血液の主成分をなす単細胞。脊椎動物ではヘモグロビンを含むために赤く、哺乳類では中央部のくぼんだ円盤形で無核。ヒトでは1立方ミリメートルの血液中に男性で約500万個、女性で約450万個あるとされる...
ぞうけつ‐かんさいぼう【造血幹細胞】
血液中の赤血球、白血球、血小板などの血液細胞を産生する細胞のこと。この細胞には自己複製能があり、自らが分化して血液細胞になる。成人では主に骨髄に存在し、胎児では肝臓、脾臓(ひぞう)、また臍帯血(...
ぞうけつ‐きかん【造血器官】
血球をつくる器官。胎児の肝臓・脾臓(ひぞう)・骨髄、成人の骨髄など。造血器。造血臓器。