うで‐ぐみ【腕組(み)】
[名](スル)両方の腕を胸の前で組むこと。傍観するとき、または、考えこむときなどにする動作。「—して見守る」
うで‐こき【腕扱き】
1 腕力や技量がすぐれていること。また、その人。うできき。うでっこき。「—の飾り職」 2 腕力のすぐれていることを誇示すること。「—止めよかし」〈読・春雨・樊噲下〉
うで‐ごう【腕香】
1 僧や修験者が、腕の上で香をたいて熱さに耐える荒行。「—ヲ焚ク」〈日葡〉 2 近世、腕に刃物を刺すなどして荒行のまねをし、米・銭をこう物乞いや膏薬(こうやく)売り。
うで‐さき【腕先】
1 腕の先の方。 2 腕力にうったえてすること。腕ずく。「—で取って見せう」〈浄・曽根崎〉
うで‐しだい【腕次第】
物事の出来、不出来が腕前の有無により決まること。「首尾は君の—だ」
うで‐じまん【腕自慢】
自分の腕力や技能に自信があること。また、その人。
うで‐ずく【腕尽く】
腕力の限りを尽くすこと。また、腕力で事を決したり、目的を達したりすること。「—で連れてくる」
うで‐ずもう【腕相撲】
1 二人向かい合ってひじをつき、手のひらを握り合って互いに腕を倒し合い、押し伏せたほうを勝ちとする遊び。腕押し。 2 技を知らないで腕力だけでとる相撲。〈日葡〉
うで‐ぞろい【腕揃い】
腕力や技能のすぐれた者がそろっていること。
うで‐たて【腕立て】
「腕立て伏せ」の略。「—30回」