お‐こし【御腰】
1 「腰」をいう尊敬語。 2 「腰巻き」の女性語。
および‐ごし【及び腰】
1 中腰で手を伸ばして物を取ろうとする、不安定な腰つき。へっぴり腰。 2 自信がなさそうなようす。遠慮したり恐れたりしているような中途半端な態度。「政治改革に—になる」
ぎっくり‐ごし【ぎっくり腰】
腰をひねったり、重い物を持ち上げようと力を入れたりしたときなどに起きる、激しい腰の痛み。椎間板ヘルニアの発症である場合もある。
けんか‐ごし【喧嘩腰】
すぐにもけんかを仕掛けそうに、くってかかる態度。「—で掛け合う」
こ‐ごし【小腰】
1 腰。腰部。また、腰のちょっとしたしぐさをいう。 2 女房装束の裳(も)の大腰の左右に取り付け、前に回して結ぶ細いひも。
こし【腰】
[名] 1 人体で、骨盤のある部分。脊椎が骨盤とつながっている部分で、上半身を屈曲・回転できるところ。腰部(ようぶ)。「—が曲がる」「—をおろす」 2 裳(も)や袴(はかま)などの1にあたる部...
さい‐よう【細腰】
女の腰の細くてしなやかなこと。美人の形容に用いられる。やなぎごし。
さるまい‐ごし【猿舞腰】
猿が踊るような、前こごみになった腰つき。へっぴりごし。
さん‐よう【山腰】
山の中腹と麓との間。
しっ‐こし【尻腰】
《「しりこし」の音変化》(多く、下に打消しの語を伴う)度胸。意気地。根性。「組合のもののみんな—のないこと」〈万太郎・末枯〉