かね‐う・つ【金打つ】
[動タ四] 1 鉦(かね)を鳴らして、神仏に誓いを立てる。「大仏の御前にて、—・ちて仏に申して去りぬ」〈宇治拾遺・一二〉 2 金打(きんちょう)をする。「一腰を抜き—・って」〈驢鞍橋・下〉
か‐はんしん【下半身】
1 からだの、腰から下の部分。しもはんしん。⇔上半身。 2 性器や性欲に関することを遠回しに言う語。「—の話題は慎め」
カホン【(スペイン)cajón】
《大きな箱の意》ペルーなどで用いられる打楽器。背面に穴をあけた木製の箱で、またがるようにして腰掛け、前面の板を手で打ち鳴らす。
かま【釜】
《「かま(窯・竈)」と同語源》 1 飯を炊いたり湯を沸かしたりするための器具。金属製または土製で、鍋よりも深く、腰に鍔(つば)がある。古くは、まろがなえといった。はがま。 2 茶道で、湯を沸かす...
カマーバンド【cummerbund】
タキシードの下に着ける幅の広い腰帯。
かみ‐おんな【上女】
1 上方(かみがた)の女。 2 奥向きの用を勤める女。腰元・奥女中など。「家々に勤めし—の品定め」〈浮・一代女・五〉
かみなり【神鳴】
狂言。和泉(いずみ)流では「雷」。広野に落ちて腰を打った雷が、通りかかった医者に針療治してもらい、治療代のかわりとして、五穀のためによい天候を保つことを約束して、天上に帰る。
かもめ‐じり【鴎尻】
《水上に浮かぶカモメの尾が跳ね上がるようすに似るところから》 1 太刀の尻が上に反るように腰に差すこと。伊達(だて)な姿。 2 はかりのさおの尻が上に跳ねるほど、量り目を十分に取ること。「一匁の...
かゆ‐づえ【粥杖】
正月15日に、望粥(もちがゆ)を煮るときに使う御薪(みかまぎ)で作った杖。これで子のない女性の腰を打つと男子が生まれるといわれた。粥の木。《季 新年》「—に冠落ちたる不覚かな/鳴雪」
から‐ぐるま【唐車】
大型で、最も華美な様式の牛車(ぎっしゃ)。唐破風(からはふ)造りの屋根をつけて檳榔(びろう)の葉で葺(ふ)き、同じ葉を総(ふさ)にして庇(ひさし)・腰などに垂らしたもの。檳榔を染め糸に代えること...