け‐こみ【蹴込み】
1 階段の踏み板と踏み板との間の垂直部分。 2 蹴込み床(どこ)の床板の下の垂直部分。 3 歌舞伎の大道具で、屋台や階段の前面あるいは側面の垂直な部分の張り物。 4 人力車の腰掛けの前の部分で、...
け‐じょう【勧賞】
「けんじょう」の撥音の無表記。「このたびの—には伊予国一箇国を申し預け奉る」〈幸若・腰越〉
け‐だし【蹴出し】
和装で、女性が腰巻の上に重ねてつける布。裾よけ。
けっこう‐ふりょう【血行不良】
血行がよくないこと。血液が体の各部に十分に行き渡らない状態。肩こりや腰痛、手足の冷えなどの一因となる。
け‐な【異な/殊な】
[連体]《形容動詞「け(異)なり」の連体形「けなる」の音変化から。「けなもの」「けなひと」の形で多く用いる》 1 けなげである。殊勝である。「そちは—者ぢゃ」〈浄・丹波与作〉 2 おとなしい。「...
けんいん‐りょうほう【牽引療法】
頸椎(けいつい)・腰椎の病気や骨折などの際に、局所の安静・整復などのために牽引を行う治療法。
げば‐さき【下馬先】
1 社寺・城門などの前で、下馬札が立ててある場所。下馬。 2 槍持ちの供が1で主人に対して行う作法。頭を少しかがめ、手先を上げて手を振り、腰をひねり、足どりをそろえて歩くもの。
げんじ‐べい【源氏塀】
数寄屋などに使う塀の一。焼杉などを柱として、腰長押(こしなげし)と地長押との間は簓子(ささらこ)板や羽目板とし、腰長押と笠木との間にたすきを設ける。
こ‐あみがさ【小編み笠】
江戸初期、槍持ち・風車売りなどがかぶった、まんじゅう形で腰高の編み笠。
こうおん‐てん【光音天】
《(梵)Ābhāsvara-devaの訳》色界第二禅天に属する天の一。ここにすむ天衆は音声を用いず、話すときは口から浄光を発して意を通じるという。密教では右手に蓮華を持ち、左手を腰におく姿に描か...