あま‐だり【雨垂り】
１ あまだれ。「簷端(のきば)を繞(めぐ)る—も何と無く物凄じく」〈鉄腸・花間鶯〉 ２ 軒の雨だれが落ちる所。「坊主が秘蔵の水瓶を、—の石に打ち当ててうち割りて置きつ」〈沙石集・八〉
アメーバ‐せきり【アメーバ赤痢】
赤痢アメーバの経口感染によって大腸に潰瘍(かいよう)ができ、粘血便の下痢や腹痛などが起こる病気。しばしば慢性化し、再発を繰り返す傾向がある。
あんこく‐の‐ぞうき【暗黒の臓器】
診断が困難な臓器のこと。小腸や膵臓などをいう。 [補説]小腸は、口や肛門から遠く、また腹膜に固定されていないため自由に動き、長く曲がりくねっているため、カプセル内視鏡やバルーン内視鏡が開発される...
アンドゥイエット【(フランス)andouillette】
フランスの肉料理の一。豚などの腸や胃を塩や香辛料とともに詰めたソーセージ。焼いて食べる。アンドゥイユ。
あんどん‐くらげ【行灯水母】
アンドンクラゲ科の腔腸動物。傘は幅約3センチの立方形で、寒天質は硬く、無色透明。4本の触手には毒があり、刺されると痛い。夏に出現。たこてれれん。いら。
アービタックス【Erbitax】
結腸癌(けっちょうがん)・直腸癌(ちょくちょうがん)の分子標的治療薬「セツキシマブ」の商品名。
い【胃】
１ 消化管の一。袋状で、上は食道に、下は十二指腸に連絡し、胃液を分泌して食物を消化する。胃袋。 ２ 二十八宿の一。西方の第三宿。牡羊(おひつじ)座東部の三つの星をさす。えきえぼし。胃宿。
い【胃】
［音］イ（ヰ）（呉）（漢） ［学習漢字］6年 内臓器の名。六腑(ろっぷ)の一。胃袋。「胃癌(いがん)・胃酸・胃弱・胃腸・胃痛」
いえ‐ぬし【家主】
１ その家の主人。「早速神田の御宅を尋ねて見ると、早や—の二三人も代って居るので」〈鉄腸・雪中梅〉 ２ 貸家・貸間の持ち主。おおや。やぬし。
いき‐あが・る【生（き）上がる】
［動ラ五（四）］息を吹き返す。生き返る。「早く息の根を留めんと今に—・って此の場の事を喋舌(しゃべ)るから」〈鉄腸・花間鶯〉
