ふはい‐きん【腐敗菌】
有機物を腐敗させる菌。枯草菌・大腸菌など。
ふようせい‐しょくもつせんい【不溶性食物繊維】
食物繊維のうち、不溶性のものの総称。水に溶けず、水分を吸収して数倍から十数倍に膨張する。セルロース、リグニン、キチン、キトサンをはじめ、植物の細胞壁や甲殻類の殻などに多く含まれる。整腸作用、排便...
フラジオマイシン【fradiomycin】
アミノグリコシド系抗生物質。眼疾患や腸管感染症などに用いられる。副作用が強い。
フレッシュ‐ソーセージ【fresh sausage】
生ソーセージ。生肉・香辛料・調味料を合わせ、腸詰めにしたもの。ゆでる、焼くなどして食べる。
ふん‐ごう【吻合】
[名](スル)《上下のくちびるがぴったり合うの意》 1 物事がしっくり合うこと。一致すること。「双方の話が—する」 2 血管・神経などが相互に連絡をもつこと。また、血管や腸管などの端どうしを手術...
ふん‐せき【糞石】
1 大腸の内容物が固結して石状となったもの。また、腸管、特に虫垂にできる結石。腸石。 2 動物の糞が化石となったもの。生痕化石の一種。糞化石。コプロライト。→グアノ
ふん‐せんちゅう【糞線虫】
熱帯・亜熱帯地域に広く分布する寄生虫。土壌中にいるフィラリア型の幼虫が皮膚を貫通して侵入し、十二指腸や小腸上部で成虫となる。腸管内で孵化した幼虫の多くは糞便とともに排出される。→糞線虫症
ふんせんちゅう‐しょう【糞線虫症】
熱帯・亜熱帯地域に広く分布する糞線虫という寄生虫による感染症。土壌から経皮感染し、十二指腸や空腸の粘膜に寄生する。放置すると自家感染を繰り返し、敗血症などの重篤な症状を起こすことがある。
ふんべん‐いしょく【糞便移植】
健康な人の有用な腸内細菌を糞便とともに腸内に移植し、腸内細菌叢の構成バランスを改善する治療法。一部の大腸炎への治療効果が確認されている。便微生物移植。糞便微生物移植。FMT(fecal tran...
ふんべんけい‐だいちょうきんぐん【糞便系大腸菌群】
糞便による水や食品などの汚染の指標となる菌の総称。セ氏44.5±0.2度で発育し、乳糖を分解してガスを産生する細菌群。大腸菌以外の細菌も含まれる。糞便系大腸菌群が検出された場合、糞便によって汚染...