まみず‐くらげ【真水水母】
ヒドロ虫綱マミズクラゲ科の腔腸(こうちょう)動物。淡水にすむ。傘の直径約2センチで、縁に多数の触手がある。ポリプの世代は長さ約1ミリで、8〜10月に発生する。
ま‐ゆう【真木綿】
木綿(ゆう)の美称。「蜷(みな)の腸(わた)か黒き髪に—もちあざさ結ひ垂れ」〈万・三二九五〉
マルターゼ【maltase】
麦芽糖(マルトース)などをぶどう糖に加水分解する酵素。小腸などの消化液に含まれ、酵母に多く存在。α-グルコシダーゼ。
マルト‐リンパしゅ【MALTリンパ腫】
粘膜に付随するリンパ組織(MALT:mucosa-associated lymphoid tissue)に発生する腫瘍。胃・小腸のほか肺・唾液腺・涙腺・甲状腺などにできる。
マルピーギ‐かん【マルピーギ管】
昆虫類・多足類・クモ類の排出器官。腸管に開口する多数の小さい盲管からなる。
まんせい‐べんぴしょう【慢性便秘症】
便秘が慢性的に起こる状態をいう。原因はさまざまだが、大腸癌(がん)・甲状腺の異常・膠原病などによって引き起こされることもある。
みず‐あたり【水中り】
[名](スル)生水(なまみず)を飲んで胃腸をこわし、下痢をすること。「井戸水で—する」《季 夏》「—いゆるや旅の朝涼み/青々」
みず‐くらげ【水水母】
ハチクラゲ綱ミズクラゲ科の腔腸(こうちょう)動物。日本近海で普通にみられ、大きなものは傘の直径が40センチにもなる。傘は乳白色の円盤状で、4個の紫褐色の生殖腺が透けて見え、四つ目クラゲともよぶ。...
みだり‐がまし・い【濫りがましい/猥りがましい】
[形][文]みだりがま・し[シク]「みだりがわしい」に同じ。「側へ参って—・い話をしかけますから」〈鉄腸・南洋の大波瀾〉 [派生]みだりがましさ[名]
みどり‐いし【緑石】
イシサンゴ目ミドリイシ科の腔腸(こうちょう)動物。浅海の岩礁に付着して平板状の群体を形成し、サンゴ礁をつくる。同科にはエダミドリイシなども含まれ、造礁サンゴの主要群。日本では房総半島以南に分布。