もう‐ちょう【盲腸】
1 小腸に続く、大腸の初部。小腸が横から連なるため、下端が盲管となり、その先に虫垂(ちゅうすい)がある。草食動物では比較的長く、消化に関与する。 2 盲腸の先端にある虫垂、または虫垂炎の俗称。 ...
もうちょう‐えん【盲腸炎】
盲腸の炎症。虫垂炎の波及などで生じる。また、虫垂炎の俗称。
もうよう‐せんちゅう【毛様線虫】
毛様線虫科の線虫の総称。人間の小腸に寄生する東洋毛様線虫は体長4〜8ミリほどで、孵化(ふか)した幼虫を経口摂取して感染する。多数寄生では腹痛・下痢・貧血などの症状を呈する。羊・牛や鳥に寄生するも...
もっ‐こう【木香/唐木香】
キク科の多年草。高さ約2メートルに達し、葉は広楕円形。暗紫色のアザミに似た花をつける。インド北部の原産。根には芳香と苦味があり、乾燥させたものを漢方で健胃・整腸薬に用いる。昔は衣服の防虫剤に用いた。
モデル‐せいぶつ【モデル生物】
実験や研究の目的となる生命現象が観察しやすい生物。飼育や培養が容易、成長が早い、ゲノムのサイズが小さく遺伝子のはたらきを研究しやすい、といった特徴をもつものが多い。大腸菌、線虫、ショウジョウバエ...
紅葉(もみじ)を散(ち)ら・す
恥ずかしさや怒りなどで顔を赤らめる。「顔に—・し畳を扣(たた)いて怒鳴り立つれば」〈鉄腸・花間鶯〉
ももいろ‐さんご【桃色珊瑚】
サンゴ科の腔腸(こうちょう)動物。アカサンゴと同じように樹枝状の群体をつくり、高さ1メートルにもなる。骨軸は淡紅色で、装飾品の材料として珍重される。
もりやま‐つねたろう【守山恒太郎】
[1880〜1912]野球選手。東京の生まれ。一高で速球とドロップを駆使して活躍。練習で学校のれんが塀(べい)にボールを投げ続け、ついには穴をあけてしまったなどの逸話がある。東京帝大医学部を卒業...
やくよう‐こうぼ【薬用酵母】
ビール酵母を洗浄・乾燥して薬用とするもの。ビタミン・たんぱく質・消化酵素などを含み、栄養補給や胃腸消化剤として使用。
やくよう‐せっけん【薬用石鹸】
医療で浣腸(かんちょう)・洗浄などに用いる石鹸。また、殺菌消毒剤を加えた石鹸。