あぶら‐ぐすり【脂薬/膏薬】
種々の薬物を脂で練りあわせた薬。塗り薬・貼り薬として用いる。こうやく。
うちまた‐ごうやく【内股膏薬】
《内股にはった膏薬が右側についたり左側についたりするところから》しっかりした意見や主張がなく、都合しだいで立場を変えること。また、そのような人。あてにできない人物をいう。
こうこう‐やく【硬膏薬】
⇒硬膏
こう‐やく【膏薬】
1 あぶら・ろうで薬を練り合わせた外用剤。皮膚に塗ったり、紙片または布片に塗ったものを患部にはりつけたりして用いる。軟膏と硬膏があり、ふつう硬膏をいう。 2 漢方薬の濃い煎液に砂糖などを加え、あ...
すい‐ごうやく【吸い膏薬】
《「すいこうやく」とも》「吸い出し膏薬」に同じ。
すいだし‐こうやく【吸(い)出し膏薬】
はれ物の膿(うみ)を吸い出すためにはる膏薬。吸い出し膏。吸い出し。
なんこう‐やく【軟膏薬】
⇒軟膏
ふたまた‐ごうやく【二股膏薬】
内股(うちまた)にはった膏薬のように、どちら側にもつくこと。定見・節操のないこと。また、その人。内股膏薬。
またぐら‐ごうやく【股座膏薬】
「内股膏薬(うちまたごうやく)」に同じ。