ちょく‐ひ【直披】
脇付(わきづけ)の一。名宛人が自分で直接開封することを求めるもの。親展。じきひ。
ちょ‐ざい【樗材】
《「荘子」逍遥遊から》 1 役に立たない材木。 2 役に立たない才能や人材。また、自分をへりくだっていう語。樗才。
ちょっ‐か【直下】
[名](スル) 1 ある物の、まっすぐ下。ました。「赤道—」⇔直上。 2 まっすぐにさがること。一直線に落ちること。「急転—」⇔直上。「冷たい感覚が彼の背筋の真中を、閃くが如くに—した」〈佐藤...
ちょ‐れき【樗櫟】
《樗(おうち)も櫟(くぬぎ)も用途の少ない木であるところから》役に立たない木。転じて、役に立たない人。また、自分をへりくだっていう語。
ちょん‐がけ【ちょん掛(け)】
1 環でつける羽織の紐(ひも)。 2 釣りで、針先にちょっとひっかけるえさのつけ方。 3 相撲のきまり手の一。自分の右足裏またはかかとを相手の右足首に内側からひっかけて押し倒す技。
ちんちゅうき【枕中記】
中国の伝奇小説。唐の沈既済の著。800年ごろ成立。邯鄲(かんたん)の青年盧生(ろせい)が、茶店で道士から枕を借りて昼寝をし、自分の生涯の夢を見て、栄達のはかなさを知る話。「邯鄲の枕」「黄梁(こう...
ちん‐ちょう【珍重】
[名](スル) 1 珍しいものとして大切にすること。「酒の肴(さかな)として—される食品」 2 自分を大切にすること。手紙文で自重・自愛をすすめる語。 3 めでたいこと。祝うべきこと。「源六を討...
つい‐たいけん【追体験】
[名](スル)他人の体験を、作品などを通してたどることによって、自分の体験としてとらえること。「作者の幼時を—する」
つう‐しん【通信】
[名](スル) 1 手紙などで自分の意思やようすなどを他人に伝えること。また、そのたより。しらせ。「—文」 2 郵便・電信・電話などによって情報を伝達すること。「無線で漁船と—する」
杖(つえ)の下(した)から回(まわ)る子(こ)
杖を振り上げても逃げようとしないで、その下からすがりついてくる子供。自分を慕ってくるものには残酷な仕打ちはできないことをいうたとえ。杖の下に回る犬は打てない。