ぬかみそ‐にょうぼう【糠味噌女房】
家事に追われ所帯じみてしまった妻。また、自分の妻をへりくだっていう語。
ぬけがら【抜殻】
狂言。使いの途中、道で酔いつぶれた太郎冠者が、後をつけていた主人に鬼の面をかぶせられ、目を覚まして水に映った自分の姿に悲観し死のうとするが、そのはずみに面が取れる。
抜(ぬ)け目(め)がな・い
注意深く、やることに抜けたところがない。また、自分の利益になりそうだと見れば、その機会を逃さない。「万事に—・い」
ぬし‐づ・く【主付く】
[動カ四]自分のものとする。所有する。「七百町を—・かんと」〈浄・反魂香〉
盗人(ぬすびと)の逆恨(さかうら)み
泥棒が自分の悪事はたなに上げて、捕らえた人や被害者を恨むこと。
ぬすみ‐と・る【盗み取る】
[動ラ五(四)]盗んで自分のものとする。「金を—・る」「芸を—・る」
ぬす・む【盗む/偸む】
[動マ五(四)] 1 ひそかに他人のものを取って自分のものにする。「金品を—・む」 2 他人の技・芸や考えなどをひそかに、また無断でまねる。「他人の論文を—・む」 3 人に気づかれないように、何...
ぬり‐つ・ける【塗(り)付ける】
[動カ下一][文]ぬりつ・く[カ下二] 1 塗って、あるものをつける。なすりつける。「髪に油を—・ける」 2 自分の罪や責任を他人に負わせる。なすりつける。「罪を人に—・ける」
ぬ・る【塗る】
[動ラ五(四)] 1 物の表面に塗料や液状のものなどをこするようにしてつける。「患部に薬を—・る」「パンにジャムを—・る」 2 壁土や漆喰(しっくい)などをこすってつけて、壁や塀などをつくりあげ...
ね
[終助]文末の種々の語に付く。 1 軽い感動・詠嘆の意を表す。「いい眺めです—」「よくしゃべる人だわ—」 2 相手の同意・返答などを期待する意を表す。「君の郷里は青森でした—」「そろそろ出かけ...