ひ‐が【彼我】
かれと、われ。相手と自分。あちらとこちら。「—の力量の差」
ひがいしゃ‐いしき【被害者意識】
必ずしも被害を受ける立場にあるわけではないのに、自分は被害を受けている、受けるに違いないと思い込むこと。また、自分の誤った行為を正当化するために、責任を他者や生育環境などに転嫁し、自分こそ被害者...
ひが・む【僻む】
[動マ五(四)] 1 物事を素直に受け取らないで、曲げて考える。自分が不利なようにゆがめて考える。「じゃま者扱いされたと—・む」 2 ゆがんだ考え方をする。考え方がまちがっている。「取りはづし...
ひき‐あ・げる【引(き)上げる/引(き)揚げる】
[動ガ下一][文]ひきあ・ぐ[ガ下二] 1 引っ張って上方へ上げる。「錨(いかり)を—・げる」 2 値段・比率・水準などを高くする。「公共料金を—・げる」「利子を—・げる」 3 選んでよい地位や...
ひき‐う・ける【引(き)受ける】
[動カ下一][文]ひきう・く[カ下二] 1 自分が責任をもってその物事を受け持つ。「販売を一手に—・ける」「役員を—・ける」 2 あとを受け継ぐ。他に代わってする。「父から事業を—・ける」「あと...
ひき‐うた【引(き)歌】
古歌やその一部を、後人が自分の詩歌・文章に引用すること。また、その歌。
ひき‐おい【引(き)負い】
1 人に代わって売買や取引をし、その損失が自分の負債となること。また、その負債。 2 主家の金を奉公人が使い込むこと。また、その金銭。「—をさせてまで、勘定を合わしょうなんど」〈鏡花・草迷宮〉
ひき‐くら・べる【引(き)比べる/引き較べる】
[動バ下一][文]ひきくら・ぶ[バ下二]引き合わせて比べる。比較する。「自分の身に—・べて考えてみる」
ひき‐さが・る【引(き)下(が)る】
[動ラ五(四)] 1 その場から退く。「早々に—・る」 2 手を引く。また、自分の主張を引っ込める。「そう簡単に—・るわけにはいかない」 3 おくれる。あとにつく。「一日—・りてぞ向かひける」〈...
ひき‐つ・ける【引(き)付ける】
[動カ下一][文]ひきつ・く[カ下二] 1 近くに引き寄せる。手元に近づかせる。「明かりで虫を—・ける」 2 (「惹き付ける」とも書く)人の心を誘い寄せる。「人を—・ける魅力」「巧みな話術に—・...