まん・ずる【慢ずる】
[動サ変][文]まん・ず[サ変]おごり高ぶる。うぬぼれる。「自己の力量に—・じて皆んな増長して居る」〈漱石・吾輩は猫である〉
まんせいえんしょうせいだつずいせい‐たはつしんけいえん【慢性炎症性脱髄性多発神経炎】
手足の脱力・筋力低下が左右対称に起こる、神経疾患の一種。末梢神経で軸索を覆う髄鞘が障害されることによって起こる。自己免疫疾患の一種と考えられるが詳細な原因は不明。数か月にわたってゆっくりと進行す...
みきかん‐しゃ【未帰還者】
太平洋戦争後、まだ復員していない軍人・軍属や、自己の意思に反して外地に残留している一般邦人などをいう語。未帰還者留守家族等援護法に規定。
ミクロオートファジー【microautophagy】
細胞が自己成分を分解するオートファジーの一種。リソソームや液胞の膜が陥入して、細胞質の一部を直接取り込み、分解する。
みじゅくがた‐うつ【未熟型鬱】
双極Ⅱ型障害の一種。周囲から庇護され、大きな葛藤を経験せずに育ち、人格が未熟なまま社会に出た人が、仕事や私生活での挫折を契機に発症することが多い。自己愛傾向が強く、根拠のない万能感をもち、内省に...
ミニマル‐アート【minimal art】
1960年代に盛んになった造形芸術。芸術家の自己批判や芸術作品の非人称的外観、単純性を追究し、あらゆる装飾を取り払った「最小限の芸術」により自己表出を試みた。→プライマリーストラクチャー
み‐まか・る【身罷る】
[動ラ五(四)]《身が現世から罷(まか)る意》死ぬ。特に、中古では、自己側の者の死の謙譲語。「安らかに—・る」「いもうとの—・りにける時よみける」〈古今・哀傷・詞書〉
身(み)自(みずか)ら厚(あつ)くして薄(うす)く人(ひと)を責(せ)むれば則(すなわ)ち怨(うら)みに遠(とお)ざかる
《「論語」衛霊公から》人は自己を責めるときはきびしく、他人の過失を責めるときは寛大であれば、怨みを受けることが少ない。
ミレニアル‐せだい【ミレニアル世代】
《millennialは「千年紀の」の意》米国で、2000年代に成人あるいは社会人になった世代。1980年代から1990年代前半までに生まれた人をいうことが多く、ベビーブーマーの子世代にあたるY...
みんしゅう‐そしょう【民衆訴訟】
国または公共団体の機関が法規に適合しない行為を行った場合、その是正を求める訴訟。選挙人である資格その他自己の法律上の利益にかかわらない資格で提起するもの。選挙訴訟・住民訴訟など。