じゆう‐こうどう【自由行動】
他からの命令や統制によらない、各自の自由な行動。「旅行先で—をとる」
じゆう‐こうろ【自由航路】
政府からの指定その他の制限を受けることなく、法規の範囲内で、船主が自由に選定し、配船できる航路。
じゆう‐こくじん【自由黒人】
かつて黒人奴隷制をとっていた国やその植民地において、奴隷ではなく、社会的に自由な身分にあったアフリカ人およびその子孫。奴隷主から解放された人、白人などの自由人との間に生まれた人、蓄財して自由を買...
じゆうこっかで【自由国家で】
《In a Free State》トリニダード出身のインド系イギリス人作家、ナイポールの長編小説。1971年刊行。ブッカー賞を受賞した代表作。自由の国で。自由な世界で。
じゆう‐こんいん【自由婚姻】
当事者二人の合意だけで成立する婚姻。民法旧規定では男子は30歳以上、女子は25歳以上に認められ、それ未満は成人(20歳以上)であっても父母両方の同意が必要だった。自由結婚。 [補説]昭和22年(...
じゆう‐さいりょう【自由裁量】
法の拘束に対して一定の範囲内で行政庁の自由な判断や行為が許されること。
じゆう‐ざい【自由財】
存在量がきわめて豊富で希少性をもたず、売買の対象とならない財。空気・海水など。⇔経済財。
じゆう‐ざんまい【自由三昧】
[名・形動ナリ]勝手気ままにすること。自分の気の向くままに自由に振る舞うこと。また、そのさま。自由勝手。「自由ざんめえに取り替へ引っ替へ買ひ立てるし」〈滑・浮世風呂・三〉
じゆう‐し【自由市】
⇒自由都市
じゆう‐し【自由詩】
伝統的な詩の韻律・形式にとらわれず、自由な内容や形式で作る詩。ホイットマンの詩集「草の葉」がその先駆的な作品とされる。日本では、川路柳虹(かわじりゅうこう)の口語自由詩に始まる。→定型詩