しゅう‐か【臭化】
臭素と化合すること。また、臭化物であること。
しゅうか‐エチル【臭化エチル】
エチルアルコールに臭化水銀と硫酸とを加えてつくる、無色の液体。有機合成のエチル化剤、麻酔剤などに用いる。化学式C2H5Br
しゅうか‐カリ【臭化カリ】
臭化カリウムの俗称。
しゅうか‐カリウム【臭化カリウム】
水酸化カリウムの水溶液に臭素を作用させてできる無色の結晶。水によく溶け、写真用定着剤・鎮静剤・化学試薬などに用いる。化学式KBr ブロムカリ。臭剝(しゅうポツ)。
しゅうか‐ぎん【臭化銀】
硝酸銀の水溶液に臭化アルカリの水溶液を加えてできる淡黄色の粉末。水に溶けず、チオ硫酸ナトリウム水溶液に溶ける。光に当たると銀を遊離して黒色になる。写真用感光材料に用いる。化学式AgBr
しゅうか‐すいそ【臭化水素】
活性炭を触媒にし水素と臭素とを直接作用させて得られる、刺激臭のある無色の気体。水溶液は臭化水素酸とよばれ、強い一塩基酸。医薬品や臭化物の原料にする。化学式HBr
しゅうか‐ぶつ【臭化物】
臭素と、それより陽性の元素との化合物。臭化カリウム・臭化銀など。