ごかじょう‐の‐ごせいもん【五箇条の御誓文】
慶応4年(1868)3月14日、明治天皇が宣布した明治新政府の基本政策。「広く会議を興し、万機公論に決すべし」「上下(しゃうか)心を一にして、盛に経綸(けいりん)を行ふべし」「官武一途庶民に至る...
ごこまち‐どおり【御幸町通り】
京都市街地を南北に走る道路の呼び名。北の丸太町通りから南の五条通りに至る。全長約2.4キロ。豊臣秀吉によって新設されたといわれる。
ご‐こん【五根】
仏語。 1 五つの感覚器官の働き。眼(げん)根・耳(に)根・鼻根・舌根・身根。 2 悟りに至るための五つの作用。信根・勤(精進(しょうじん))根・念根・定(じょう)根・慧(え)根。
ごじゅうに‐い【五十二位】
菩薩(ぼさつ)が仏果に至るまでの修行の段階を52に分けたもの。十信・十住・十行・十回向・十地および等覚・妙覚をいう。十信から十回向までは凡夫で、十地の初地以上から聖者の位に入り、等覚で仏と等しい...
ごじょう‐どおり【五条通り】
京都市中央部を東西に通じる道路。東山区西大谷門前から天神川に至る。平安京では六条坊門大路の位置にあたり、豊臣秀吉が五条大橋をこの通りに移してからの称。平安京の五条大路は現在の松原通りにあたる。
ごだいりきこいのふうじめ【五大力恋緘】
歌舞伎狂言。世話物。3幕。並木五瓶(なみきごへい)作。寛政6年(1794)京都西の芝居初演。薩摩(さつま)の侍が大坂曽根崎の湯女(ゆな)ら五人を殺した事件を脚色したもので、縁切りから殺しに至る世...
ごてんば‐せん【御殿場線】
東海道本線国府津(こうづ)から御殿場を経て沼津に至るJR線。明治22年(1889)東海道本線の一部として開業。昭和9年(1934)丹那(たんな)トンネルの完成により東海道本線は熱海経由に変更され...
さいきょう‐せん【埼京線】
埼玉県の大宮駅から東京都の大崎駅に至るJR線の電車路線区間の通称。赤羽線・東北本線別線・山手線(旧貨物線)にわたり運行される。昭和60年(1985)池袋以北が開通、平成8年(1996)恵比寿、平...
さい‐きん【細菌】
原核細胞を持つ単細胞の微生物。原形質に明瞭な核をもたない生物の一群。主に分裂によって繁殖する。地球上の至る所に存在する。食品加工や有機物の分解に利用されるが、病原体となるものも多い。光合成細菌、...
さいこく‐じ【西国路】
江戸時代の主要街道の一。大坂から九州小倉に至る。瀬戸内海沿岸を通り、宿駅50余。中国街道。中国路。山陽道。