ひめ‐かいどう【姫街道】
江戸時代、東海道の脇街道の一。見付宿の先から浜名湖の北岸を回り、本坂(ほんざか)峠を越えて御油宿へ至る道。女性の多くが今切(いまぎれ)の渡しと新居関(あらいのせき)を避けてこの街道を通ったことに...
ヒンズー‐きょう【ヒンズー教】
広義には、インドに発生したすべての宗教をさす。狭義には、バラモン教がインドの民間信仰と融合しつつ、4世紀ごろからしだいに形成されて現在に至る、インドの民族宗教。ヒンドゥー教。インド教。→バラモン教
ビクトリアン‐アルプス【Victorian Alps】
オーストラリア南東部の山地。グレートディバイディング山脈の最南部、オーストラリアアルプスのビクトリア州北東部における山域の通称。ボゴング山(標高1986メートル)、フェザートップ山(標高1922...
びほろ【美幌】
北海道東部、網走郡の地名。網走川およびそれに合流する美幌川の流域に位置する。屈斜路(くっしゃろ)湖に至る町境に美幌峠がある。 [補説]アイヌ語「ピーポローペッ」(石の大きい川)または「ペーポロー...
びゃく‐げつ【白月】
古代インドの暦法で、月が満ち始めてから満月に至るまでの15日間の称。びゃくがつ。はくげつ。⇔黒月。「—黒月のかはり行くをみて、三十日をわきまへ」〈平家・三〉
ビヨンド‐ライト【beyond right】
以遠権。航空協定で認められる国際航空運送上の権利で、相手国内地点からさらに第三国内地点に至る運送権。
ファン‐ティエット【Phan Thiet】
ベトナム南部、ビントゥアン省の都市。同省の省都。ホーチミンの東約250キロメートルに位置し、南シナ海に面する。近郊に、タク山の涅槃(ねはん)仏やチャンパー王国時代のポーハイ遺跡などがあるほか、東...
ファースト‐クリック【first click】
ECサイトや企業ウェブサイトなどで、コンバージョン(収益に結びつく行動)に至るきっかけとなった、最初のクリック。→ラストクリック
フォトジェニー【(フランス)photogénie】
映画の特質を表す語。レンズを通すことで、対象の本質がつかまれ、さらけ出されるということ。1920年代のフランスで用いられ、現代に至るまで多くの映画人が影響を受けた。
ふきあげ‐の‐はま【吹上の浜】
和歌山市の紀ノ川口の湊(みなと)から雑賀(さいか)の西浜に至る海岸。[歌枕]「打ち寄する波の声にてしるきかな—の秋の初風」〈新古今・雑中〉