きゅう【臼】
[常用漢字] [音]キュウ(キウ)(漢) [訓]うす 〈キュウ〉 1 うす。「臼状/杵臼(しょきゅう)」 2 うすの形をしたもの。「臼歯/脱臼」 〈うす〉「石臼・茶臼」
きゅう‐がい【臼蓋】
大腿骨頭(大腿骨の上端)を屋根状に覆う、骨盤の骨。寛骨臼のくぼみの上部に沿って張り出した部分。先天性股関節脱臼では臼蓋の形成不全がみられる。寛骨臼蓋。
きゅうがい‐けいせいふぜん【臼蓋形成不全】
大腿骨の先端部を包む骨盤の臼蓋の発育が不完全な状態。股関節の軟骨に負担がかかり、変形性股関節症の原因となる。
きゅう‐し【臼歯】
哺乳類の歯のうち、奥に生えている歯。犬歯の隣に並ぶ前臼歯(小臼歯)とその奥の後臼歯(大臼歯)とがある。狭義には、乳歯を生じない後臼歯をさす。人間では表面が比較的平らな臼状をしている。おくば。うすば。
きゅう‐じょう【臼状】
臼(うす)のような形。
きゅうじょう‐かざん【臼状火山】
⇒火砕丘(かさいきゅう)
きゅう‐ほう【臼砲】
口径に比して砲身が短く、射角が大きい火砲。