うす【臼/碓】
穀物を精白したり、粉にしたり、餅(もち)をついたりする道具。つき臼とひき臼とがある。
うすい‐よしみ【臼井吉見】
[1905〜1987]編集者・文芸評論家・小説家。長野の生まれ。筑摩書房創立に参加、「展望」編集長として活躍。「近代文学論争」で昭和31年度(1956)芸術選奨。他に長編小説「安曇野(あずみの)...
うす‐うた【臼歌】
民謡で、臼をひきながら、また、つきながらうたう仕事歌。臼挽(ひ)き歌。臼搗(つ)き歌。臼摺(す)り歌。
うす‐おこし【臼起(こ)し】
正月2日ごろの仕事始めの行事。年末に伏せておいた臼を起こして餅(もち)をついて供える。あるいは餅つきのまねだけをして、別に準備しておいた餅を供える。《季 新年》
臼(うす)から杵(きね)
《臼を女、杵を男に見立てて》女から男に言い寄ること。物事が逆さまなことのたとえ。