かみ‐せき【上席】
寄席で、1日から10日までの興行のこと。→中席(なかせき) →下席(しもせき)
かも‐りゅう【賀茂流】
書道の流派の一。江戸初期の賀茂神社神官の藤木甲斐守敦直を祖とする。廃絶したが明治期に再興された。甲斐流。甲斐様。
からくわ‐はんとう【唐桑半島】
宮城県北東端にある半島。太平洋に突出したリアス式海岸の続く半島。東岸に巨釜(おおがま)半造(はんぞう)などの奇勝がある。沖合を流れる黒潮のため冬も暖かい。三陸復興国立公園に属する。
カラハン‐ちょう【カラハン朝】
《Qara Khan》10世紀半ば、中央アジアに興ったトルコ系イスラム王朝。ベラサグンを都とし、同世紀末に最盛期を迎えたが、11世紀には分裂し、1132年カラキタイに滅ぼされた。イリクハン朝。カ...
カリギュラ‐こうか【カリギュラ効果】
強く禁止されると、かえってその行為への欲求や関心が高まる現象。「見てはならない」と言われると、いっそう見たくなるなど。 [補説]1980年公開の米伊合作映画「カリギュラ」は過激な場面が多く、上映...
かり‐の‐やどり【仮の宿り】
「仮の宿(やど)」に同じ。「家居のつきづきしく、あらまほしきこそ、—とは思へど、興あるものなれ」〈徒然・一〇〉
カリプソ【calypso】
西インド諸島トリニダード島で発達した黒人の歌。ストーリー性のある歌詞を即興で作る。第二次大戦後、米国に持ち込まれて大流行し、二拍子のリズムをもさすようになった。
(Calypso)
ギリシ...
か‐りん【火輪】
1 火が輪のように見えるもの。転じて、太陽のこと。「星を連ねたる—の光の海に漂えるかとおもわる」〈鴎外訳・即興詩人〉 2 「火輪車」「火輪船」の略。 3 密教で、五輪の一。
カルタジローネ【Caltagirone】
イタリア南部、シチリア島、シチリア自治州の町。カターニア平野の端、標高約600メートルに位置する。古代ギリシャの時代より陶器の生産が盛んで、現在もマジョリカの産地として有名。17世紀の大地震によ...
カルロボ【Karlovo/Карлово】
ブルガリア中部の都市。バルカン山脈南麓、カルロボ盆地のストリャマ川沿いに位置する。バラの生産が盛んで、東のカザンラク盆地と合わせてバラの谷と呼ばれる。中世に要塞が築かれ、オスマン帝国時代の16世...