ふねへうちこむはしまのしらなみ【船打込橋間白浪】
歌舞伎狂言。世話物。3幕。河竹黙阿弥作。慶応2年(1866)江戸守田座初演。人情物の講談に取材した白浪物で、幕末の退廃的、刹那(せつな)的な世相を反映している。通称「鋳掛松(いかけまつ)」。
ふぶき【吹雪/乱吹】
1 雪が激しい風に吹かれて乱れ飛びながら降ること。また、その雪。積もった雪が強い風で高く吹き上げられる状態も含めていう。《季 冬》「宿かせと刀投げ出す—かな/蕪村」 2 風に吹かれなどして、乱れ...
ふみ【文/書】
1 文字で書きしるしたもの。文書。書物。「様々の—を作りし中にも」〈鴎外・舞姫〉 2 手紙。書状。「急ぎの—」「恋—」 3 学問。特に漢学。「明けがたに—など講じて、とく人々まかで給ふ」〈源・鈴...
ふみ‐かえ・す【踏(み)返す】
[動サ五(四)] 1 繰り返し踏む。「—・して固める」「—・されて荒れたグラウンド」 2 踏まれた仕返しに相手の足などを踏む。「腹いせに—・してやる」 3 踏みはずす。「父さんも—・して落てお仕...
ふみ‐こみ【踏(み)込み】
1 踏み込むこと。「もう一つ—がたりない」 2 玄関などで、履物を脱いでおく所。 3 歌舞伎舞踊で、左右の足をとんとんと拍子をとって踏みつづけること。ふつう、複数の人物が花道で行う。
ふみ‐なら・す【踏(み)鳴らす】
[動サ五(四)]激しく踏んで音をたてる。「舞台を—・して踊る」→床を踏み鳴らす
ふ・む【踏む/履む/践む】
[動マ五(四)] 1 足で体重をかけて上から押さえる。足であるものの上にのる。「麦を—・む」「猫のしっぽを—・む」「ブレーキを—・む」 2 交互に足を上げ下げする。「四股(しこ)を—・む」「地団...
フライ‐タワー【fly tower】
劇場で、舞台の上部にある空間。一定の高さがあり、どん帳や照明設備などを収納する。
フラ‐ダンス
《(和)hula+dance》ハワイの民族舞踊。手や腰をくねらせて踊る。もと宗教儀式の一部として踊られたもので、伝統的な踊りをカヒコ、ウクレレ演奏などを取り入れた現代的な踊りをアウアナとよぶ。フ...
ふ‐らち【不埒】
[名・形動] 1 道理にはずれていて、けしからぬこと。また、そのさま。ふとどき。「—極まる振る舞い」「—なやつ」 2 要領を得ないこと。埒のあかないこと。また、そのさま。「後は二人ながら涙をこぼ...